「先天性障害」症状の病名一覧10ページ目
完全大血管転移
完全大血管転移とは、大動脈と肺動脈が入れ替わっている状態で、具体的には心臓の右室から大動脈が出て左室から肺動脈が出ている先天性の心疾患です。中でも心室中隔欠損がないものをⅠ型、心室中隔欠損があって肺...
心雑音
心臓が拍動するときにでる音の一種を心雑音といいます。多くの人において聞こえる雑音で同じ人でもそのときの体調の変化によって大きくなったり小さくなったりします。単に音の大きさだけではなく、雑音の出るタ...
尿路感染症(小児)
小児における尿路感染症とは、腎臓、尿管、膀胱、尿道などの尿路と呼ばれる部分のどこかに細菌が侵入して炎症を起こす疾患です。風邪などではないのに高熱が出て具合が悪い、あるいは発熱を何度も繰り返したりし...
口唇裂
口唇裂とは、先天性に発生する顔の異常であり、口唇の間に亀裂が生じることを指します。日本では500人に1人の確率で発症が報告されています。意外に数字が多いのがお分かりになるかと思いますが、適切な時期に外...
屈折異常
屈折異常とは、眼科医療では病気の位置づけにされておらず、眼に入ってきた光が、網膜上で焦点を結ばないために、物を見る際にピンボケの状態になってしまう不具合のことをいいます。これには、近視・遠視・乱視...
ダウン症候群
ダウン症候群とは、本来2本である21番染色体が1本余計にあることによって起きる病気です。発症率は1000人に1人と言われています。また、出産する母親の年齢が高くなるにつれて、発症するリスクが高くなります。特...
熱性けいれん
熱性けいれんは乳幼児期に発症するタイプのけいれんの一種で、主に6カ月から5歳くらいまでの乳幼児で、38℃以上の発熱に伴って起きるけいれん性疾患を指します。症状が現れる回数はさまざまで、一度しか起こさない...
先天性股関節脱臼
先天性股関節脱臼とは出産の前後に股関節がはずれてしまう病気のことです。本来股関節は大きな負荷に耐えられるようになっているものです。この病気は幼いうちに早期治療を始めないと、年齢とともに進行しますか...
出血傾向(小児)
出血傾向とは軽い刺激で出血しやすい、あるいは出血の際に血が止まりにくい状態を指します。血液中にある血小板や血液を固まらせる働きをする凝固因子は出血が起きたときにそれを止める機能を持っています。しか...
脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎とは、皮脂分泌の多い鼻周辺や耳の後ろ、頭皮などに起こる皮膚炎のことです。炎症を起こし皮膚が赤くなります。さらにかゆみを伴い、皮膚が薄く剥がれることがあります。頭皮の場合、ふけが多量に出...
低身長症
低身長(成長障害)とは、同性同年齢の子どもの平均身長と比べて、身長が著しく低い、あるいは成長の速度が著しく遅い場合をいい、少し身長が低いというだけでは低身長とはいいません。統計を用いると、平均身長か...
成長ホルモン分泌不全性低身長症
人間が成長していくには、脳の中の下垂体と呼ばれる器官からの成長ホルモンが必要になってきます。しかし、成長期にこの成長ホルモンが十分に分泌されないと、成長が悪くなり低身長となってしまいます。そのよう...
小児期てんかん
てんかんは脳に何らかの異常が生じて、けいれん発作をおこす脳の病気です。小児てんかんの場合、脳も成長段階である為、てんかんによる影響を受けやすく、精神や学習などに遅れが生じてしまいやすいとされていま...
血尿
人間の尿は、血液中の血液の成分が肝臓や腎臓でこしとられて、水分として体外に排出します。尿を排出する過程において、何らかの原因で血が混ざった尿を血尿と言います。起因している病気は、尿管からの出血や腎...
発達障害
軽度発達障害は、学習障害、注意欠如多動性障害(ADHD)、高機能広汎性発達障害等の発達障害を包含する概念です。知的障害を伴わない発達障害で、今日の特別支援教育を整備する過程で、用いられるようになったもの...
自閉症
自閉症とは、生まれつき発達障害を起こして能が上手く機能しなくなった先天的な症状です。後天的に起こり得る事はあり得ません。特徴としては、対人的コミュニケーション能力が乏しいこと。また、自分の興味があ...
人格障害
人格障害とは、否定的な意味があるとの理由で、今はパーソナリティ障害と呼ばれています。これに該当する人は一般的な成人と比べたときに、極端な考え方をしたり、極端な行為を行ったりすることによって、社会で...
小児喘息
小児気管支ぜんそく(喘息)は、空気の通り道である気管支がアレルギーなどで炎症を起こし過敏になり、何かの刺激で腫れたり痰がでたりして狭くなり呼吸が苦しくなる慢性の病気です。小児の気管支喘息は成人の喘息...
気管支炎
気管支炎とは肺へと至る気管支に炎症をきたす呼吸器疾患です。風邪の様な症状から始まり、その後継続して咳や痰などの症状が現れ、発熱や倦怠感など全身にその症状が及びます。発症の原因となるのは、インフルエ...
溶連菌感染症
溶連菌感染症とは、溶連菌という細菌に感染することで発症する病気です。上気道感染症(風邪)や皮膚の化膿を起こします。喉に感染することが多く、咽頭炎・扁桃炎・猩紅熱(しょうこうねつ)などを引き起こすこ...