「妊娠に関連した疾患」症状の病名一覧
羊水過多
羊水過多症とは、その名称の通り羊水が過多(800ml以上)になってしまう病気です。羊水が多くなるのにゆっくり時間を掛けて増えるものもあればすうじつの内に急に増えるものもあります。原因は胎児側では脊椎披裂、...
無月経
無月経とは言葉の通り月経がこない状態をいいます。二つのパターンに分けられ、原発性は18歳までに初潮がこない状態で、染色体異常や卵巣形成障害、子宮や膣の欠損の可能性がありますが、単に初潮の遅れという場...
卵管性不妊
きちんと毎月排卵していても、卵管が何らかの原因で詰まっていたりすると、精子と卵子が出会うことが出来ず、結果的に妊娠が不可能な状態になり、これを卵管性不妊と呼びます。クラミジアに感染することなどで、...
分娩遷延
出産にかかる時間は初産で12時間~15時間、経産婦では約半分の5時間~8時間くらいが一般的です。分娩遷延の場合は、分娩開始から初産で30時間以上、経産婦で15時間以上経っても出産に至らない事を言います。原因...
機能性不妊
機能性不妊とは、特定の疾患が原因で起きる不妊症ではなく、特にこれといった原因がはっきりとしない機能的な不妊であると考えられます。特定の疾患による不妊症であれば、その原因となる疾患を治療することによ...
侵入奇胎
侵入奇胎とは、子宮筋層内に奇胎組織が侵入している状態のことです。胞状奇胎が子宮内に広がっているため子宮内膜から子宮内筋層に刺さっています。組織は良性腫瘍です。腫瘍の組織が血液の流れにのって肺に転移...
頭血腫
頭血腫とは、赤ちゃんが、出産時に産道から出てくるとき、頭蓋骨を覆っている骨膜の一部が剥がれてしまい、血液が溜まり膨らんだものです。出血は、骨膜と頭蓋骨の間で起こります。生後数日のうち、徐々に腫れて...
漿膜下筋腫
漿膜下筋腫とは、どのような病気でしょうか。子宮筋腫の種類の一つで子宮の部位によって様々に呼ばれ方が変わってきます。また治療法もその部位によって変わってきます。子宮口の内側に出来る筋腫は体部筋腫と呼...
妊娠貧血
妊娠をするとお腹の中の胎児へ栄養を送らなくてはならなくなり、特に気を付けて食事を管理していないと妊娠貧血になってしまいます。ですから妊娠前と同じように生活していては鉄分が足りなくなったり、疲れやす...
残尿
残尿という言葉がありますが、これは病気の名前ではなく、病気などに付随してあらわれる症状の一つです。何度トイレに行っても、すべてにを出し切ったような感覚がなく、繰り返しトイレに行ってしまうようなケー...
早漏
早漏とは性交渉のさいに、射精のコントロールがうまくいかず、射精に至るまでの時間が本人の意思に反して過度に短くなることをいいます。その原因の多くは心理的なものであると考えられていますが、陰茎の皮膚が...
子宮後屈
子宮後屈は、通常子宮はおなか側に傾いた状態であるのに対し、背中側に傾いた状態をいいます。多くは生まれつきのもので病気とは位置づけされなく、女性の約2割が後屈ぎみであるといわれます。しかし中には子宮内...
無月経症候群
無月経症候群とは成熟女性が妊娠・産褥(さんじょく)期以外に月経のない状態になることを指します。半年~1年以上の無月経を放置すると卵巣の機能が回復しづらくなったり、骨がもろくなる可能性があります。正常な...
乳管炎
乳管炎とは、乳頭をつまんだときに、乳房の深いところまでひびくような強い痛みを感じる疾患のことです。これは乳管が炎症を起こしている状態です。乳頭に腫れができたり、水ぶくれができる場合があります。また...
子宮頸部異形成
子宮頸部異形成とは、子宮頸がんではないものの、正常細胞から変化したものを言います。将来がんになる可能性はあるのですが、軽度の状態ではがんではありません。軽度異形成の場合は自然治癒で消えてしまう場合...
卵管がん
子宮と卵巣をつなぐ管を卵管といいます。その管に悪性腫瘍が出来た場合がに卵管がんと診断されます。女性器内でもがんの発生率が1パーセント程度の珍しいがんでもあります。自覚症状としては初期はほとんど無自覚...
膣がん
膣がんは婦人科のがんの中でも非常にまれながんで、一般的に60歳以上の女性にみられます。その大部分が扁平上皮がんですが、まれに腺がんのこともあります。自覚症状が見られないこともありますが、生理日以外で...
子宮頸管ポリープ
子宮頸管ポリープとは子宮頸管粘膜の増殖性病変をいいます。深紅色のポリープが外子宮口から露出していきます。単発での発生がほとんどで、30代から40代の経産婦に多く見られます。原因は未だ解明されていません...
出血傾向(小児)
出血傾向とは軽い刺激で出血しやすい、あるいは出血の際に血が止まりにくい状態を指します。血液中にある血小板や血液を固まらせる働きをする凝固因子は出血が起きたときにそれを止める機能を持っています。しか...
単純性腎嚢胞
腎嚢胞とは片側あるいは両側の腎臓に嚢胞ができる病気で、その中でも大きさが0.5~4cm程度の嚢胞が片側の腎に1~3個みられる場合に単純性腎嚢胞と呼ばれます。尿細管(腎臓内の原尿が通る管)や、腎虚血、髄質な...