循環器科で診療可能な病名一覧6ページ目
微小変化型ネフローゼ症候群
微小変化型ネフローゼ症候群とは突然大量のタンパク尿が出る病気です。大量のタンパクが尿に出るために低タンパク血症や高脂血症、浮腫みや体重の増加が起こったりします。症状が出ていても腎臓や糸球体の機能に...
心臓腫瘍
心臓腫瘍とは、文字通り心臓に腫瘍ができることを意味します。心臓という臓器は、24時間常に動いている臓器ですので、こういった場所には比較的腫瘍はできにくいものですが、ごくまれに腫瘍ができることがありま...
心アミロイドーシス
アミロイドーシスとは原因となるたんぱく質が臓器に付着しその臓器の機能を低下する病気です。心アミロイドーシスのおもな症状は障害される臓器によって異なりますが心臓拡張(収縮)障害、心不全、不整脈、下痢な...
脂肪塞栓
脂肪塞栓とは、脂肪が血管を塞栓してしまう病気のことで、最悪の場合は死に至るものです。多くの場合、多発外傷や熱傷などのような外的な要因によって組織についていた脂肪が血管に流れ出しそのことによって血管...
空気塞栓
血管の中に空気が入り込んでしまうことは危険だというのが、一般的な認識です。しかし、点滴などによって空気が血管の中に入ってしまうのは、それほど珍しいことではありません。それでも生命の危機にさらされな...
動静脈奇形
脳動静脈奇形とは脳血管の先天性の障害です。胎児が母体にいるときに脳の血管は動脈、静脈、毛細血管というように枝分かれをするのですがその際一部の血管がうまく毛細血管にならずに動脈と静脈がつながってしま...
心房性期外収縮
心房性期外収縮とは不整脈の一種で、心筋を動かす電気が、本来それを作っている洞結節ではなくほかの場所で作られ、少しはやめに流れることで起こります。心房から出る電気による期外収縮を心房性期外収縮とよび...
静脈血栓塞栓症
静脈血栓塞栓症は、静脈系に血栓を生じ、静脈閉塞を起こすものをいいます。血栓は下肢に発生することが多いです。下肢における血栓の形成が股関節より上の静脈にあるものを中枢型、それよりも下にあるものを末梢...
拘束型心筋症
拘束型心筋症とは、心不全、動悸、塞栓、胸痛などをおこす心筋症のひとつです。長い間にわたる重症心不全が続くことが多く、頻度が低い珍しい疾患です。心室において、心室壁の厚さと収縮能は保たれているものの...
血流障害
血流障害は名前の通り、血液の流れが何らかの障害で滞ったり、血管の壁が硬化して血液が流れにくくなってしまうことです。血管は全身をつないでいますから、血液の流れが悪いと結果的に各臓器に影響がでるので放...
頸動脈洞
頸動脈洞において、どういう病気が引き起こされるのかこれから簡単に説明していきます。圧受容体というものが存在する上述の部位が外部からの刺激・圧迫を受けることで迷走神経が過剰反応を起こし、循環障害や失...
動脈瘤破裂
動脈瘤破裂とはどのような病気なのでしょうか。これは、動脈内の血管壁の弱さを原因として瘤ができ、それが破裂することによってショック状態を招き、破裂による出血の多量で、最悪死に至ることのある病気です。...
動静脈瘻
動静脈瘻とは、体循環系や肺循環系、心臓のある部分である冠循環系にみられるもので、毛細血管にいくべき血液がそのまま戻ってくることにより、毛細血管でのガス交換が行われず、栄養の伝達や不純物の排除ができ...
左心不全
左心不全とは、心不全を引き起こす原因が左心系にあることを言います。この病気は、心筋梗塞や大動脈弁疾患などにより、左心室機能が低下することで呼吸困難などの症状に現れます。また、この病気が蔓延すると肺...
解離性動脈瘤
解離性動脈瘤とは、動脈の内部壁がはがれて動脈血管を塞いでしまったり、血管を破裂させてしまう生死にかかわる大変重篤な症状を引き起こす症例のことです。このような状態になってしまいますと、早期に救命セン...
オスラー病
オスラー病とは、簡単に言ってしまえば全身の血管に異常が発生し、出血をしたり、毛細血管が拡張してしまったりするような病気です。その他にも、奇形な血管となってしまうような症状もあり、人によって様々です...
頻脈性不整脈
頻脈性不整脈とは心拍数が1分間に100回を超えるくらい早くなる不整脈のことを言います。洞性頻脈のように運動後にみられるものや、心房で起こるものや、心室で起こるものがあります。心拍数によって期外収縮、頻...
二次性高血圧
明らかな原因疾患があって生じる高血圧を二次性高血圧といい、その頻度は低く、高血圧全体の5%程度です。原因疾患が明らかであるため、疾患の治療により治癒が期待できます。原因疾患は多く、腎性高血圧、内分泌...
僧帽弁狭窄症
僧帽弁狭窄症とは、心臓の左房と左心室にある僧帽弁が癒着によって狭くなった状態を言います。左心房は肺静脈と直接つながっていて弁がないので、肺に血液が溜まりやすく肺の働きに支障をきたします。また左房の...
胸腺がん
胸腺とは、成長期に身体の免疫機能を担うTリンパ球という白血球を作り出すために重要な役割を果たしています。この胸腺は成長とともに退化していくのですが、完全になくなるわけではありません。成長後に退化した...