循環器科で診療可能な病名一覧5ページ目
胸腹部大動脈瘤
胸腹部大動脈瘤とは、胸部や腹部の大動脈にこぶ状のものができる疾患です。血管にできるこぶの中では、おそらく最大のもので、これが破裂すると、ほとんどの場合は大量に出血するため、生命にかかわる場合がほと...
アダムス・ストークス発作
アダムス・ストークス発作とは、急激に心臓から脳への血液の供給が大きく低下したり停止により、心臓が正常に機能しなくなることによる脳の酸素低下の事を指します。この病気には前兆がなく、主には急激な徐脈や...
洞停止
洞停止とは心臓の鼓動を発する洞房結節が何らかの原因で徐脈を起こす病気のことです。原因として考えられるのは急激な運動によるもので、特に普段から運動をしない人だと発病のリスクが高まります。特に高齢者の...
胎児機能不全
胎児が妊娠中あるいは分娩中に子宮内において、呼吸ならびに循環機能が障害され、胎児の健康に問題がある、あるいは将来問題が生じるかもしれないと判断された状態を、胎児機能不全といいます。発症の経過により...
脊髄動静脈奇形
脊髄動静脈奇形という病気は、脊髄で起こる血流障害のことです。通常、心臓から出た血液は動脈を通過して臓器や組織の毛細血管から静脈を介して心臓に戻るようになっていますが何かの原因で脊髄に関わる動脈と静...
心室性不整脈
不整脈は、刺激伝導系から固有心筋への興奮伝導の異常や興奮発生の異常によって発生する脈拍の異常病態をいいます。また、その異常が心室に現れ、不整脈を起こすものを心室性不整脈といいます。不整脈は一般に頻...
循環障害
循環障害とは、血液やリンパの循環が阻害されることにより循環がうまくおこなうことができずに、臓器や組織に障害が、生じてしまうことを言います。循環な障害にともないおこる症状として挙げられるのは、充血、...
慢性心房細動
心房細動とは、心房各部分の高頻度で無秩序な電気的興奮により、心電図のP波(心房の興奮時に生じる波形)が消失するとともに、心房の興奮が心室が不規則に伝導するため、心拍のリズムが不規則となる状態をいいます...
ストレス多血症
多血症は血液中の赤血球が異常に増えてしまう疾患のことで、その原因がストレスによるものをストレス多血症といいます。小太りで、高血圧があり、喫煙習慣のある中年男性に多く見られます。症状としては、頭痛、...
若年性高血圧
若年性高血圧とは、35歳以下という年齢にもかかわらず高血圧症の診断基準となる数値を超えてしまっている場合のことをいいます。この病気は成長期のホルモンのバランスが乱れることが一番の原因だとされています...
三尖弁閉鎖症
三尖弁閉鎖症とは、先天的に右心房と右心室の間の三尖弁が閉鎖する病気です。先天性の心疾患のうち1~3%を占めています。心不全やチアノーゼが現れるので、早めの治療が必要です。また、原因は不明です。右心室は...
急性循環不全
急性循環不全とはショックのことで、血圧低下により血液が末梢に行かなくなり、組織の毛細血管の酸素交換が低下する状態をいい、重要な臓器への血液循環が悪くなるものです。血液量の減少や体液の過度の損失、心...
院内肺炎
院内肺炎とは、何らかの病気で入院をしているときに、その原因となる微生物が肺に入り込んでおこる肺炎のすべてのことをいいます。高齢者であったり、糖尿病などの病気を持っていたり、抗がん剤や免疫抑制薬など...
肺腺がん
肺腺がんは肺がんの一種で、肺がんの主な原因は喫煙ですが、腺がんはタバコを吸わなくても発症することも多く、女性の肺がんでは最も多いのがこの腺がんです。大気汚染や環境ホルモンが原因とも言われていますが...
血管炎症候群
血管炎症候群とは自己免疫疾患であり、血管炎が原因となる症状や疾患群の総称です。血管というものは全身に張り巡らされているため、この病気に罹患してしまった場合、体重の減少や関節・筋肉痛・発熱などの全身...
虚血性心筋症
心臓に栄養などを送る冠動脈が何らかの原因で狭窄・閉鎖してしまうと、酸素需要に見合った血液を心筋に送ることができなくなります。そして、心筋が虚血し、心筋が変性してしまうことで心機能障害をおこした病態...
胃静脈瘤
胃静脈瘤とは、その名前が示すように胃の静脈がこぶのように腫れ上がってしまう病気のことです。静脈内には正常な血流があるのですが、それが何らかの原因によって流れを妨げられた時に行き場のなくなった血液が...
両大血管右室起始症
両大血管右室起始症とは大動脈と肺動脈の両方が右心室から起始している状態の病気です。この病気には必ず心室中隔欠損をともない、左心室の血液の出口になります。心室中隔欠損の位置によって治療など様々なこと...
慢性咳嗽
8 週間以上続く咳を、慢性咳嗽(がいそう)と呼びます。また、原因や症状により病名が違います。例えば、喘息は喘鳴や呼吸困難を伴いますが、 それを伴わない咳喘息と呼ばれるものも存在し、こちらは今まで喘息では...
閉塞性肥大型心筋症
肥大型心筋症とは、心筋の細胞が大きくなって心室の心筋が様々なところで部分的に厚くなる心筋症です。心筋が厚くなると空間が狭くなってしまい十分な血液を心臓から送り出すことができなくなります。閉塞性肥大...