循環器科で診療可能な病名一覧8ページ目
洞性徐脈
洞性徐脈とは不整脈の一種で脈や心拍数が遅くなることをいいます。心電図やレントゲンなどで診断ができます。1分間に60回未満の心拍数であると徐脈であると診断されます。めまいや息切れ、疲労感などの症状がでま...
心室性期外収縮
正常の心周期から予測される心室の興奮よりも早く異所性の心室興奮が起こる不整脈を心室性期外収縮と言います。心電図では先行するP波を欠き、幅の広いQRS波を認めることが特徴です。心筋梗塞などの基礎疾患を有...
頻脈
頻脈とは心拍数が増加している状態のことです。成人の心拍数は平均毎分50~70回と言われています。これが毎分100回を超える状態を指します。何らかの要因で交感神経が副交感神経より優位になった場合、心拍数が増...
wpw症候群
wpw症候群というのは、発作性上室性頻拍の一種です。簡潔に言うと、脈拍に関する心臓の病気と言えます。頻拍というのは一般的な人に比べて脈拍数が極端に多い状態の事を言い、だいたい1分間に100回以上の脈拍を打...
腎臓病
腎臓病というのは、腎臓の多種多様な病気の総称の事を言います。大きく分けると、腎炎や慢性腎不全などを扱う腎臓内科や小児科に分類される病気と、腎癌や腎結石などの泌尿器科での治療が必要となる病気に分けら...
浮腫
浮腫は、血液中の血しょうが細胞間に染み出し、主に足などに溜まった状態のことを指します。特徴としては肥満と違い、触るとへこみが出来ます。運動不足や不規則な生活習慣などでも起こりますので、これ自体は深...
虚血性心疾患
虚血性心疾患とは、冠動脈の閉塞などによって、心臓への血流が阻害される病気の総称のことです。よく聞く心筋梗塞や狭心症などもこれに含まれます。症状としては、胸が締め付けられるような痛みがあり、人によっ...
ckd
みなさんは「ckd」とはなにか知っていますか。慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease)の略称です。現在1330万人もの患者がいると考えられており、国民病ともいえる状況にあります。慢性腎臓病が進行すると脳卒中や心...
不安定狭心症
不安定狭心症は、虚血性心疾患の中の急性冠症候群に分類されるもので、重症または増悪型の狭心症です。冠動脈内において、動脈硬化の進行に起因する不安定プラークの破綻が起こった結果形成された血栓によって冠...
肺高血圧
肺高血圧症とは心臓から肺に血液を送る肺動脈の血圧が高くなる病気です。初期は無症状ですが病気が進行してくると全身倦怠感や息切れ、胸痛などが認められ、右心不全を合併すると食欲不振や足のむくみなどの症状...
出血性ショック
出血性ショックとは、大量の出血により、体内機能が停止してしまうことで、大量の出血とともに血圧が低下することが、確定診断となります。しかし、突然ショック状態に陥ってしまっているのではなく、様々な初期...
慢性心不全
慢性心不全とは心臓のポンプ機能が低下して、全身に十分な酸素が送れず全身の血流が滞るために起こる病気です。加齢に伴って増える病気で、生活習慣病でもあります。症状では、全身にうっ血を起こす右心不全と肺...
結核菌
結核菌は長さ2~4マイクロメートルの細長い棒状の菌で抗酸菌の一種です。抗酸菌は丈夫な膜に覆われています。よって、酸、アルカリ、アルコール、乾燥、寒冷に対して強いですが、高熱や直射日光には弱いという特...
血栓症
血栓症とは、動脈硬化がおこっている部位で血管壁にコレステロールが溜まり、血管の内側を狭くするとともに、動脈硬化の部分が破れ、内皮がはがれ落ち、血管が外傷で傷ついた状態と同じ状態になり、その部分に血...
冠攣縮性狭心症
冠攣縮性狭心症とは、心臓の冠状静脈が一時的に痙攣し、血管が収縮することで血流が低下する狭心症のことです。原因は飲酒、喫煙によるものや夜間から早朝にかけての安静時に起きることが多いです。日本人の場合...
腹部大動脈瘤
腹部大動脈瘤とは、腹部大動脈が拡張する病気です。お腹に力を入れていきんだ時(腹筋や排便などをする時)に破裂しやすく、一旦破裂してしまうと出血がかなり多くなり死に至る場合もあるため、大変危険な病気です...
バージャー病
バージャー病とは、20代から40代くらいの男性が患いやすく、閉塞性血栓血管炎とも呼ばれるもので四肢の動脈に閉塞性の血管炎を起こす病気のことです。これは四肢の末梢血管が閉塞することで四肢に十分血液が供給...
心タンポナーデ
心タンポナーデとは、大動脈解離、急性心筋拘束などが原因で心膜腔内に心膜液が貯留することにより心膜腔内圧が上昇し、心室拡張不全をきたした病態です。それに伴い静脈還流障害が出現し、心拍出量の低下、血圧...
低ナトリウム血症
低ナトリウム血症とは、血液中のナトリウム濃度が非常に低い状態をいいます。大量の水分摂取や腎不全など、多くの原因でナトリウム濃度が低下してしまう病気です。低ナトリウム血症が重症化すると、筋肉のひきつ...
高カリウム血症
高カリウム血症とは血液中のカリウム濃度が5.5Eql以上の場合をいいます。体内のカリウムは通常細胞の中にあり、血液などに存在するのはほんのわずかです。この細胞の中と外のカリウム濃度のバランスが重要で、も...