ckd シーケーディー

初診に適した診療科目

ckdはどんな病気?

みなさんは「ckd」とはなにか知っていますか。慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease)の略称です。現在1330万人もの患者がいると考えられており、国民病ともいえる状況にあります。慢性腎臓病が進行すると脳卒中や心筋梗塞などを発症するリスクが高くなり、最終的には透析や臓器移植などが必要になる場合もあるのです。

主な症状

ckdとは、慢性腎障害を略した英語の頭文字のことです。この慢性腎障害になりますと症状としては疲れやすく、腎機能が低下しているので尿が排出されずらくなり体にむくみが生じてきます。このような慢性腎障害の状態になった場合は、腎機能が回復可能性は低いので人工透析を行なうことで腎臓の代替機能をするしか方法がなくなってしまうのです。

主な原因

ckdの原因は様々なものがあります。まず、元々腎臓自体の病気が理由のものです。次に、高血圧や糖尿病といった生活習慣病がもととなってなるものです。また、肥満や喫煙といったものも理由として挙げられます。恐ろしいことに、脳卒中や心筋梗塞といった他の大きな病気の引き金にこの病気がなりうるだけでなく、それらの病気をより悪化させてしまうこともあります。

主な検査と診断

ckdになったら、次の検査方法が一般に用いられています。大抵は、尿検査を行いますが、場合によっては血液検査を行います。むしろ、子供の場合、自覚症状があらわれる前に尿検査でそれだということがわかることが多いです。そして、これを確実な情報とするため、腎生検といい、腎臓の一部分を針を用いて採取する方法の検査を行うこともあります。

主な治療方法

ckd(慢性腎臓病)に対して行われる治療法についてですが、治療は透析の必要がある末期腎不全や心血管疾患を防ぐために食事療法により減塩や低たんぱく食を摂るようにします。また、薬物療法による治療では、腎臓を保護する作用がある降圧薬を使用したり、利尿薬により水分や塩化ナトリウムを排出して血圧を下げます。腎臓機能の低下による排出されない老廃物による尿毒症を防ぐために経口吸着炭素製剤を使います。