「妊娠に関連した疾患」症状の産婦人科で診療可能な病名一覧5ページ目
羊水過多
羊水過多症とは、その名称の通り羊水が過多(800ml以上)になってしまう病気です。羊水が多くなるのにゆっくり時間を掛けて増えるものもあればすうじつの内に急に増えるものもあります。原因は胎児側では脊椎披裂、...
妊娠貧血
妊娠をするとお腹の中の胎児へ栄養を送らなくてはならなくなり、特に気を付けて食事を管理していないと妊娠貧血になってしまいます。ですから妊娠前と同じように生活していては鉄分が足りなくなったり、疲れやす...
多胎妊娠
多胎妊娠とは、一度の妊娠で複数の胎児を妊娠していることで、なぜそのような事が起こるのかというと、元々母体の卵子が複数個排卵されている場合や、一つの受精卵が分裂をして多胎となる場合もあります。一つの...
前期破水
前期破水とは、陣痛が始まらないうちに、羊水が外界に出てしまうことを言います。妊娠末期に転んだり、重いものを持つなどして急激に腹圧をかけた時、羊水過多症や、胎児の位置の異常、巨大児、狭骨盤などの原因...
子宮破裂
子宮破裂とは、帝王切開を何度か繰り返している妊婦さんが、子宮自体の皮膚が薄くなっていると、約1000人に1人の割合で起こり得るリスクのことで、実際に破裂してしまえば、母体も赤ちゃんも、共に危険な状態に陥...
皮様嚢腫
皮様嚢腫とは、卵巣腫瘍の一種で、脂肪、毛髪、歯などが含まれた嚢腫のことです。大きさは、くるみ大から赤ちゃんの頭ぐらいまで様々になります。小さいうちは症状が出ませんが、大きくなってくると腹部に痛みが...
血液型不適合妊娠
血液型不適合妊娠とは、母親と胎児の血液型が異なり、なんらかの影響で母体に胎児の血液が流れ込み抗体が出来る状態のことを言います。通常であれば母体に胎児の血液が流れることはありませんが、出産時や流産時...
無月経
無月経とは言葉の通り月経がこない状態をいいます。二つのパターンに分けられ、原発性は18歳までに初潮がこない状態で、染色体異常や卵巣形成障害、子宮や膣の欠損の可能性がありますが、単に初潮の遅れという場...
早発閉経
閉経とは一年以上月経が停止した状態で、通常は40代半ばから50代半ばごろに迎えますが20代から30代で迎える閉経を早発閉経といいます。はっきりとした原因は解明されておらず、遺伝や自己免疫異常、疾患による卵...
過多月経
過多月経とは、1回の生理の総出血量が約140ml以上である状態のことです。(逆に異常に少ないときは過少月経といいます)。しかし出血量に関して、どこからが多い(少ない)のかという客観的な基準は存在しません。...
子癇
子癇とは妊娠中毒症の1つで妊婦が異常な高血圧になり全身痙攣と意識喪失をした状態をいいます。発作の原因は不明だが、脳血管の攣縮と脳浮腫によると考えられています。刺激によって発作が誘発される可能性がある...
OHSS
体外受精時に行われる排卵誘発法によって多数の卵胞が発育し、その卵胞の中に血清成分が貯留して卵巣の急激な腫大と血液凝縮が起こる場合があります。その結果起こる合併症のことを卵巣過剰刺激症候群(OHSS)と言...
黄体機能不全
黄体機能不全とは、一種の生理機能の不全です。黄体というのは、簡単に言うと黄体ホルモンを分泌することによって受精した卵子が着床しやすい状態にします。この黄体ホルモンの分泌が少ないことを黄体機能不全と...
破水
本陣痛が来て、分娩室に入り出産直前の場合は自然なものなので何も問題がありません。しかし、何の前触れもなかったり、陣痛の前に破水した場合は子宮内が感染症にかかる可能性があるので、早急に産婦人科に行か...
シャム双生児
シャム双生児とは、双生児になるはずの受精卵がなんらかの原因によって細胞分裂が上手くいかず頭や腰など体の一部が癒着して産まれた双子のことをいいます。双子のうち一人が重篤な症状があった場合、もう一人に...
おしるし
おしるしとは、妊娠後期の女性に起こる出産の合図と呼べる現象です。子宮口が収縮、または開くなどの動きによって卵膜がはがれ出血し、卵管から分泌される粘液とともに出てくるものを言います。個人差があり、出...
前駆陣痛
前駆陣痛とは、普通の陣痛とは違う不規則な陣痛の事を言います。子供が胎内に存在し、その子供が生まれる時期に近づくと一日に数回生理痛のようなお腹の痛みを感じるようになるのです。しかし、この痛みは妊娠し...
閉経
閉経とは、卵巣の活動性が次第に消失し、ついに月経が永久に停止した状態をいいます。月経が来ない状態が12ヶ月以上続いた時に、1年前を振り返って閉経としています。日本人の平均閉経年齢は約50歳ですが、早い人...
std
std(性感染症)とは、SEXなどの性行為をすることにより感染する病気の総称です。代表的なものには、梅毒、淋病、性器ヘルペス症など様々なものがあります。これらは特殊な病気ではなく誰でも感染する可能性がある...
早産
早産とは、通常40週で出産するところを、妊娠22週から36週の間に出産することをいいます。赤ちゃんの大きさにかかわらず、産まれる週数が早ければ早いほど臓器が未熟なため、産まれた後に十分な成長を促すには注...