破水 ハスイ

初診に適した診療科目

破水はどんな病気?

本陣痛が来て、分娩室に入り出産直前の場合は自然なものなので何も問題がありません。しかし、何の前触れもなかったり、陣痛の前に破水した場合は子宮内が感染症にかかる可能性があるので、早急に産婦人科に行かなければなりません。また、その場合はチョロチョロと少し流れる感覚なパターンが多く、素人では見極めが難しいので、勘違いでもいいので迷ったときは、一度病院に電話するべきです。

主な症状

破水の症状は妊婦さんによりさまざさですが、まず、羊膜が破れる音がする場合が多いです。ポン、とか、パンといった比較的短い破裂音のあとに、ちょろちょろと水が漏れます。破裂するときに圧迫感はあまりありません。流れ出るのは羊水ですので暖かく、臨月の大きなおなかで膀胱が常に圧迫されている状態ですので、尿漏れと勘違いされる方もいます。

主な原因

妊婦にとって悩ましい現象である破水が発生する原因は、主に外部的な衝撃にあります。例えば、階段で転んでしまうなどの衝撃によって、外部的な力が加わって、そうした症状が発生してしまうのです。検査するまでもなく、直ぐに救急車を呼ばなければならない事態となります。日々の暮らしの衝撃の積み重ねでも発生する症状ですから、なるべく穏やかな生活を心がけるのが、対策となります。

主な検査と診断

人は出産が近づくと破水を行いますこれは子供を守る羊水であり子供が出てくる合図でもあります。まれに出産予定日がまだ先にも関わらずお腹の中の羊水が流れ出る時があります。急いで病院に駆けつけると、まずエコーで腹部を見る検査方法がとられます。その際にすでに羊水が流れていればお腹の子供も危険な状態にある為に直ぐに出産の準備が始められます。

主な治療方法

破水の治療法は、子宮内での感染の防ぐために母親や子どもに無理な負担がかからない範囲内で早いうちに分娩に至るよう管理をする必要があります。膣内の洗浄、抗生物質を投与する、至急収縮抑制薬の使用など行います。そして日常から外陰部を清潔な状態にするようにして子宮の収縮に注意をしながら、十分な休息をとって生活をすることが大切です。