婦人科で診療可能な病名一覧7ページ目
性病
性病(性感染症・STD)とは、性行為によって感染する病気のことで、クラミジア・淋病・梅毒・トリコモナス・カンジダ・尖圭コンジローマ・HIV(エイズ)・B型肝炎・C型肝炎・成人T細胞白血病など、様々なウイルス...
淋病
淋病とは、淋菌の感染によって発症する性感染症の一つです。咽頭、性器、直腸などの粘膜全般に感染しうるもので、特に男性の尿道に感染した場合、尿道炎を発症し膿の発生や強い痛みを伴います。クラミジアと同時...
性機能障害
性機能障害とは、性機能が上手く働かない病気です。これは主に男性の病気であり、性行為中に勃起しない等の症状が現れます。これにより夫婦関係が上手くいかなくなるのも良くある話です。今では精力剤の使用や病...
子宮発育不全
子宮発育不全とは、子宮の大きさが年齢に応じた正常な子宮と比べ、小さい状態を指します。診断基準は明確にされておらず、正式な病名ではありません。先天的な要因によって生じる場合と後天的な場合があります。...
ホルモン産生腫瘍
ホルモン産生腫瘍とは特定のホルモンを過剰に作り出す良性の腫瘍を指します。様々な部位に生じることがあり、代表的な例では下垂体腫瘍や卵巣腫瘍が挙げられます。各ホルモンの産生細胞が腫瘍化することによって...
性器ヘルペス
性器ヘルペスとはSTD(性感染症)の一種です。ヘルペスウイルスにより発症する感染症です。ヘルペスウイルスには二種類あり、1型と2型があります。この病気は、感染しても全員に強い症状が出るわけではありません。...
バルトリン腺炎
バルトリン腺は女性器の膣前庭の後部に位置し、排泄管は処女膜の外側の膣口に位置する分泌腺です。バルトリン腺炎はそこから細菌が侵入することで発症するものです。バルトリン腺炎には急性と慢性の2種類が存在し...
外陰そう痒症
外陰そう痒症とは、外陰部から肛門にかけて強いかゆみや痛痒さを生じる疾患を指します。運動後や入浴時など、体が温まった際や、締め付けが強い下着の摩擦による刺激などで強いかゆみを生じるケースもあります。...
外陰炎
外陰炎とは陰部周辺が炎症を起こす症状です。女性が生理用品で陰部がかぶれてしまうのもそうです。これは肌が弱い方に発症しやすい症状です。中には下着の素材により炎症を起こす方もいます。自身の尿が刺激にな...
萎縮性膣炎
萎縮性膣炎は女性ホルモンの減少によって発症し、閉経後に多くみられます。発症すると膣が炎症を起こしたり、膣から出血を起こす症状があらわれます。女性ホルモンのバランスが崩れている時にも発症しやすいです...
カンジダ膣炎
カンジダ膣炎(膣カンジダ症)は、膣に常在しているカンジタという真菌が、膣の中で異常に繁殖するため発症する疾患です。風邪や睡眠不足などの体調不良時に発症しやすくなります。この病気にかかると外陰部に熱を...
トリコモナス腟炎
トリコモナス腟炎とは、主に性交渉で感染する性感染症です。トリコモナスと呼ばれる原虫が感染することによって発症します。男性にはあまり症状が見られませんが、女性は陰部のかゆみやおりものの異常などのトラ...
子宮下垂
子宮下垂とは、子宮が正常な位置から膣に沿って降下してしまった状態です。その中で、子宮が膣から出てしまう状態を子宮脱といいます。特に症状がなければ治療を行う必要はありませんが、放置するとひどくなる場...
子宮後屈
子宮後屈は、通常子宮はおなか側に傾いた状態であるのに対し、背中側に傾いた状態をいいます。多くは生まれつきのもので病気とは位置づけされなく、女性の約2割が後屈ぎみであるといわれます。しかし中には子宮内...
子宮位置異常
子宮位置異常とは、子宮の位置が正常とされる前傾前屈からずれたまま戻らない症状を指します。子宮を保持している部分がゆるんだり、子宮が周囲組織と癒着することで起こります。子宮を下方から支える役割を果た...
子宮頸管炎
子宮頸管炎とは、子宮の下部で膣につながっている細い部分(子宮頸部)に起こる炎症です。単独で起こることはまれで、多くの場合膣炎などから上行感染で広がります。性感染症が原因となることが多く、クラミジアや...
卵巣炎
卵巣炎は、卵巣に続く卵管が炎症を起こした際に発症する疾患です。卵管に炎症が起こると、卵管と卵巣はつながっているため、卵巣にまで炎症が及びます。炎症はさまざまな細菌によるものです。慢性化してしまうと...
卵管炎
卵管炎は、大腸菌、ブドウ球菌、レンサ球菌、淋菌などの細菌やクラミジアなどが、膣や子宮を通り卵管に感染するために起こると考えられています。急性期か慢性期、炎症の強さによって症状は異なり、下腹部痛や発...
出血性乳房
出血性乳房とは、妊娠中や授乳中ではない場合に乳頭の一方か両方から血液や茶褐色の液体が分泌される疾患を指します。このような分泌物は血液に限らず黄色や白の場合もあり、透明、混濁しているものなどさまざま...
乳腺線維腺腫
乳腺線維腺腫とは10代後半から30代ぐらいまでの若い女性にできやすい良性乳腺腫瘍です。思春期以降に発症することがほとんどのため、卵巣ホルモンの影響があると考えられています。しこりは乳がんと比べて柔らか...