「便に血が混じる」症状の「下痢・下痢が続く」に関する病名一覧
偽膜性腸炎
偽膜性腸炎とは、抗菌薬の使用による菌交代現象によって増殖した嫌気性菌であるクロストリジウムディフィシルが産生するCD毒素により主に大腸の粘膜が障害される疾患です。高齢者や重篤な基礎疾患を有する人に好...
アメーバ性肝濃瘍
アメーバ性肝濃瘍は、赤痢アメーバを原因菌とした肝膿瘍です。症状として、発熱、腹痛、肝腫大などが認められます。海外渡航者や同性愛者、男性に多く、肝臓の右葉に単発で生じやすいとう特徴があります。膿瘍の...
急性下痢
下痢の中でも急性下痢は、水を飲んだだけでも排便をしてしまい水分が体内に吸収されないので脱水症状を起こす可能性があるので侮れない症状なのです。この下痢の原因の多くが、ウイルスや細菌や寄生虫によるもの...
寄生虫病
寄生虫病とは、さまざまな種類の寄生虫によってもたらされる疾患のことを意味します。どのような寄生虫かによって、その症状は様々です。代表的なところでは、人の体の大腸などに寄生するものがよく知られていま...
急性出血性直腸潰瘍
急性出血性直腸潰瘍という病気になると、直腸に潰瘍が発生します。症状が進むと潰瘍からの出血や下痢などの症状が現れます。悪化すると、排便時に血が混じった便が出てくるようになります。出血の量が多い場合は...
毒素原性大腸菌
毒素原性大腸菌とは、生食肉や加熱不十分な食肉など、牛肉や豚肉をはじめとする食肉を使用した料理に存在します。また、すでに大腸菌に汚染された井戸水や生野菜などを原因とします。毒素には、60度で30分の加熱...
腸管病原性大腸菌
腸管病原性大腸菌とは、人の腸管の中で、病原性つまり病気のもととなるような毒性を持つ大腸菌のことです。これらの大腸菌は、その大腸菌そのものが毒性を持つことで知られています。これらは、主に抵抗力の弱い...
下痢性貝毒
下痢性貝毒とは、特定の毒性を持つ貝類を食べることによって引き起こされます。この毒を持つ貝は、ホタテやあさり、ムール貝などいくつかの種類が知られていますが、ムール貝の毒化例が多く、毒性値も高いです。...
上行結腸がん
上行結腸がんとは、結腸の上行部分にできるがんのことです。大腸は上行結腸、下行結腸、直腸の三つの部分にわけることができますが、このがんはその中でも上行結腸にできるがんです。上行結腸は、大腸の中でも、...
若年性ポリープ
子どもや若い人に発症するポリープを、若年性ポリープといいます。この病気は、小腸、結腸、直腸などの消化器系の粘膜に隆起状のものができることが多いですが、単発性のものならばそこから癌化することはほぼあ...
クッシング潰瘍
脳手術を受けた後に、胃や腸に生じる潰瘍のことをクッシング潰瘍といいます。ストレス潰瘍の一種です。胃に潰瘍ができた場合は血を吐いたり、強い胃痛を感じるようになります。胃に出来た潰瘍は、内科に通院すれ...
急性間欠性ポルフィリン症
急性間欠性ポルフィリン症という病気になると、腹痛や便秘などの初期の症状が発生します。炭水化物を含んだ輸液の投与を受ける事で、初期症状を治すことが出来ます。悪化してくると患部に強い痛みを感じるように...
黄色ブドウ球菌食中毒
黄色ブドウ球菌食中毒は、料理する人の手の切り傷などから食品中へ黄色ブドウ球菌が混入し、増殖した結果、産生されたエンテロトキシンという腸管毒素により生じます。潜伏期間は1~6時間と短く、激しい嘔吐、急...
慢性腸炎
慢性腸炎とは、腸がいつも炎症を起こしている状態の疾患のことです。ですから、食べ物が消化されずに、腸内で腐敗してしまうことになります。日頃の食生活の暴飲暴食、また、ストレスなどによっても引き起こされ...
ラッサ熱
ラッサ熱とは、マストミスと言うげっ歯類を宿主とする「ラッサウイルス」が人間に感染することにより発症する病気です。潜伏期間は5日から21日間で、発熱や倦怠感、筋肉痛、咽頭炎、下痢、嘔吐、意識障害など様々...
過敏性大腸症候群
過敏性大腸症候群とは、大腸に腫瘍や炎症などの病気がないにも関わらず、お腹の痛みや不快感に下痢や便秘が伴う症状が数ヶ月以上にわたって続く疾患です。ストレスが症状を悪化させる要因の1つと考えられています...
慢性下痢
下痢とは便の含まれる水分量が増加し、液体状または泥土状になったことを指します。この下痢が長引いてしまう病気を慢性下痢とし、胃腸の垂下や食生活などの原因によって引き起こされます。このような腸管運動の...
アメーバ赤痢
アメーバ赤痢とは赤痢アメーバによる消化器の伝染病のことです。大腸に寄生し、大腸や直腸などに潰瘍を生じた結果、いちごゼリー状の粘性血便を一日に何度も排泄してしまいます。発症しても軽症で済むことが多い...
腸炎
腸炎とは主に消化器が炎症を起こす症状を指し、その発生部位により胃、十二指腸、小腸に発症する炎症と大腸に発症する炎症に分けられます。また細菌に感染する事により発症する感染性のもの、いわゆる食中毒は発...
赤痢
赤痢とは細菌感染によって起きる大腸感染症であり、経口感染によって発病します。食欲不振、倦怠感、悪感、急な発熱に始まり、腹痛、下痢などの症状が出ます。40度近い高熱や、血便が出ることもあります。一日に...