「熱が出る」症状の内科で診療可能な病名一覧6ページ目
グッドパスチャー症候群
グッドパスチャー症候群とは、1919年にインフルエンザにかかった後で、肺が出血したり急速に進む腎不全で死亡した18歳の男の子の症例が最初に報告されました。日本では今まで50例の報告しかない希有な病気です。...
圧痛
圧痛とは、病気というより医師の診察の際に用いられる触診の一つであり、自覚症状で言うならば、押さえると痛みを伴っていることをいいます。医師が診察の際に、患者本人が痛みを感じている部分を押さえたり、考...
日和見感染症
日和見感染症とは、通常の体が健康な状態の人では発症しないような弱い病原体が原因で引き起こされる感染症の事です。抵抗力や免疫力が低下している人に起こる事が多く、低下の原因には白血病やエイズなどの疾患...
汎発性腹膜炎
体の中には内臓の納まっている腹腔と呼ばれる空間があります。その腹腔全体に炎症が広がってしまった状態のことを汎発性腹膜炎といいます。この状態になってしまった場合、緊急手術が必要とされています。この病...
甲状腺炎
甲状腺炎は甲状腺が腫れる疾患です。通常は左右どちらかが硬く腫れて、押すと痛みを伴います。また痛みと腫れの部位は右から起こったものは左へ、左から起こったものは右へ移動する場合があります。この病気は甲...
筋性防御
筋性防御とは、腹腔内になんらかの急性炎症が起きると反射的にその部分の腹壁が硬くなるものです。言葉の由来は患部を防衛するという意味からつけられました。虫垂炎、腹膜炎、腹部外傷などによって起きます。虫...
筋炎
筋炎とは、ウイルスやある種の虫等によって引き起こされる筋肉の炎症のことをいいます。この病気では、筋肉痛がよくみられますが、他にも、発熱、全身倦怠感、易疲労感、体重減少等の症状を引き起こします。また...
嚥下性肺炎
嚥下性肺炎は、高齢者に多い病気です。食べ物や唾液の嚥下がうまくいかず、誤嚥によって気管などに口の中の細菌が入り込み、肺炎を引き起こします。特に体を横にして寝ている夜に起こりやすく、体に麻痺がある、...
うつ熱
「うつ熱」とは、通常の発熱と違い直接体温調節中枢に作用するものではありません。産生された熱が放散された熱よりも大きくなった場合や、体温調節機能が限界を超えたり未熟の場合、熱の放散が小さくなる事があ...
夏型過敏性肺炎
夏型過敏性肺炎とは、夏に起こる肺炎です。これは夏に発生するカビが原因です。このカビは台所やお風呂等の水を使う場所や、エアコンの中にも存在します。部屋を冷やすためにエアコンをつけると部屋にカビを撒き...
弛張熱
発熱は熱の出方によって、いくつかの熱型に分類されます。その中で、最低体温が37度以上で、日差が1度以上あるものを弛張熱といいます。特定の病にかかった場合、特に、マラリア、回帰熱、敗血症などの陥った場合...
サルモネラ食中毒
サルモネラ食中毒とは食品がサルモネラ菌に汚染されて起こる食中毒です。国内の食中毒事例では、件数、患者数共に毎年上位にランクされていて、夏季が感染のピークとなります。代表的な原因食品は卵で、下痢や腹...
細菌性肺炎
細菌性肺炎とは細菌を原因とした肺の急性炎症のことです。主な原因菌として肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、インフルエンザ菌、モラクセラ、肺炎桿菌、大腸菌、緑膿菌、レジオネラ菌、マイコプラズマ、クラミジア等が...
骨髄性白血病
慢性骨髄性白血病はゆっくりと進行する血液と骨髄の病気です。血液と骨髄中で白血球が必要以上につくられてしまい、正常な赤血球や血小板が少なくなるために疲労感や発熱を生じます。症状が進行すると皮下出血な...
経口感染
経口感染とは感染経路の一種であり、汚染された水や細菌が感染した動物の肉を飲食して摂取することで感染することです。病原体が運ばれる経路としてはキスや性行為、汚染された食品や水の摂取、手や物を介して口...
グラム陽性球菌
グラム陽性球菌とはグラム染色で紫色に染まる球菌のことをいいます。臨床上重要なものは黄色ブドウ球菌、連鎖球菌、肺炎球菌です。黄色ブドウ球菌による感染症は伝染性膿痂疹、肺炎、肺化膿症が挙げられ、耐熱性...
急性灰白髄炎
急性灰白髄炎は別名ポリオとも呼ばれ、脊髄にある運動神経細胞を破壊する病気です。運動神経細胞が破壊された結果、左右非対称に麻痺が残ることになります。この病気はポリオウイルスが経口感染することで引き起...
インフルエンザ肺炎
インフルエンザは主に突然の高熱や悪寒、倦怠感、関節痛などから始まります。その後のどの痛みや咳、鼻水などのかぜの症状があらわれるため肺炎を併発することがあり、これをインフルエンザ肺炎といいます。併発...
汎血球減少症
汎血球減少症というのは血液の中の赤血球、白血球、血小板という組織のすべての数値が減少していく病気です。血液をつくる骨髄の異常でこの症状がでている場合、再生不良性貧血といわれ白血病の診断をされます。...
二次性高血圧
明らかな原因疾患があって生じる高血圧を二次性高血圧といい、その頻度は低く、高血圧全体の5%程度です。原因疾患が明らかであるため、疾患の治療により治癒が期待できます。原因疾患は多く、腎性高血圧、内分泌...