「熱っぽく感じる」に関する呼吸器内科で診療可能な病名一覧2ページ目
MRSA肺炎
MRSAとは抗生物質メチシリンに対する薬剤耐性を獲得した黄色ブドウ球菌のことで、Methicillin-resistant Staphylococcus aureusの頭文字をとったものです。MRSA肺炎とはMRSAに感染しておこる肺炎です。入院患者に...
中葉症候群
肺は、肺に入った気管が枝分かれするのにしたがって、その先の肺の実質組織も左の肺は上・下葉に、右の肺は上・中・下葉に分かれています。中葉症候群とは、右の中葉や左の舌状区という部分に起こる無気肺(肺の中...
グッドパスチャー症候群
グッドパスチャー症候群とは、1919年にインフルエンザにかかった後で、肺が出血したり急速に進む腎不全で死亡した18歳の男の子の症例が最初に報告されました。日本では今まで50例の報告しかない希有な病気です。...
嚥下性肺炎
嚥下性肺炎は、高齢者に多い病気です。食べ物や唾液の嚥下がうまくいかず、誤嚥によって気管などに口の中の細菌が入り込み、肺炎を引き起こします。特に体を横にして寝ている夜に起こりやすく、体に麻痺がある、...
肺マック症
肺マック症とは、非結核性抗酸菌症のひとつで、中高年女性に増えている病気です。MAC菌という結核菌によく似た菌の感染によって起こります。症状は結核の症状に似ていて、微熱・咳・血痰などがみられます。風呂場...
肺化膿症
肺化膿症とは肺炎が進行したり、食べ物を肺に誤って入れてしまった場合に肺の中で病原菌が増殖し、肺の組織が壊死して膿みがたまる病気です。症状としては頭痛や発熱、膿性の痰がありまれに胸痛も起こります。重...
細菌性肺炎
細菌性肺炎とは細菌を原因とした肺の急性炎症のことです。主な原因菌として肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、インフルエンザ菌、モラクセラ、肺炎桿菌、大腸菌、緑膿菌、レジオネラ菌、マイコプラズマ、クラミジア等が...
mac症
mac症とは、結核に近い性質を持った非結核性抗酸菌という菌による感染症の一つです。非結核性抗酸菌の中にはいくつか種類があり、そのうち日本で70%を占める菌が原因となっています。中高年の女性に多く見られ、...
粟粒結核
粟粒結核は普通の結核とは違い、結核菌が血液中に入って全身に多くの結核結節を作ってしまう病気の事を言います。そして、血流に乗った結核菌が臓器に粟粒をまいたような病巣を作るのです。この病気になってしま...
結核性胸膜炎
肺を包んでいる膜を胸膜といいます。この部分に炎症を起こすと、肺と胸膜の間に水が溜まります。初期症状は、階段を数段昇っただけで息切れしたり、突然胸に激しい痛みを感じたりします。胸膜炎は色々な原因でな...
肺膿瘍
肺膿瘍とは最近感染によって起こる病気で、肺胞に増殖した細菌が肺組織を壊死させてしまうのが特徴で、壊死に伴い肺の中に空洞ができ壊死した組織が溜まって膿になった状態をいいます。発熱、咳、痰など肺炎と同...
特発性器質化肺炎
特発性器質化肺炎という病気になると、咳や喉の痛みや嘔吐などの初期症状がでます。50代以上の年齢の方が罹りやすい病気です。病気が悪化すると、肺が炎症を起こして呼吸困難を引き起こします。39度近い高熱が出...
非定型抗酸菌症
非定型抗酸菌症は、水や土に広く生息する菌のことで何かしらのきっかけで、免疫力の低下した肺に感染し、病巣を作りだすのです。発熱、血たん、膿状のたんが出ることが特徴です。X線検査やCT検査で過去の結核によ...
ntm
ntmとは、非結核性抗酸菌症といいます。これは結核菌やライ菌などの抗酸菌を非結核性抗菌と呼んでおり、この菌によって咳や痰、胸部のX線検査における異常陰影などが起こります。しかし、非結核性抗菌は水や土壌...
カリニ肺炎
カリニ肺炎とは、ニューモシチス・カリニという原虫と真菌の中間に位置づけされている病原体によって起こる肺炎のことです。ほとんどの人が肺にこの病原体を所有していますが、免疫機能が正常な人は発症しません...
好酸球性肺炎
好酸球性肺炎とは、肺の組織に白血球の一種である好酸球が入り込んで障害を起こし、発熱や全身倦怠感等の特有の症状や胸部X線写真に異常な影を示す病気です。原因としては、寄生虫・真菌・細菌・薬剤・化学物質や...
肺炎球菌
肺炎球菌とは、肺炎や気管支炎などの呼吸器の感染症や中耳炎や髄膜炎、菌欠症などの全身性感染症を引き起こす細菌です。健康な人にも見つかることのある菌ですが、体力や免疫力の弱い高齢者や小さな子供は感染症...
アレルギー
アレルギーというものは、生物にとって非常に大事なものです。要するに身体に入ってきた異物を吐き出そうとする拒絶反応なのです。ですから、必ずしも悪いと限らないものなのです。しかし、あまりにも反応が強い...
ニューモシスチス肺炎
ニューモシスチス肺炎とは、酵母様真菌ニューモシスチス・イロヴェチが原因で起こる肺炎であり、エイズや化学療法の時など免疫力が低下しているときにかかりやすい肺炎です。健康な人間の体にもこの菌は存在し、...
肺吸虫症
肺吸虫症としては、ウェステルマン肺吸虫によるものが広く知られています。ウェステルマン肺吸虫は、淡水棲巻貝中で発育し、モズクガニやサワガニのえらや筋肉に寄生します。そのため、感染したカニの生食などに...