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虚血性大腸炎
虚血性大腸炎とは血流が阻害されて、大腸への血液の流れが悪くなり必要な酸素や、栄養分が補給されなくなるために、大腸の粘膜が虚血状態になり、炎症を起こし潰瘍を生じる疾患です。突然、腹痛が起きたり、下血...
急性腸炎
急性腸炎というのは、細菌やウイルス、寄生虫などにより食べ物から細菌に感染して下痢や嘔吐などといった症状を引き起こす感染症のことです。また、細菌以外の原因で起こることもあります。この場合は、主に腸に...
マルトリンパ腫
マルトリンパ腫とは悪性リンパ腫の一種です。粘膜に関連したリンパ組織から、リンパ球の中のB細胞が腫瘍化することで発症します。悪性リンパ腫の中では発症頻度が低く、発症年齢の平均は60歳代とされています。低...
空気嚥下症
空気嚥下症は、空気を大量に飲み込んでしまうことによって、げっぷやおならがたくさん出たり、腹部膨満感を覚えます状態です。別名は呑気症です。原因は精神的ストレスで、食事の際に、食物と一緒に空気を飲み込...
無酸症
無酸症は、胃内に胃酸が全く出ない症状のものです。通常胃の内部には、消化のための酸が分泌されます。しかし、胃粘膜の壁細胞が減少したり、機能が低下した場合に、胃酸が少なくなったり全く出ないということが...
胃酸過多症
胃酸過多症とは、文字通り胃酸が大量に生成されることによって生じる障害を意味します。胃酸が過剰に分泌されると、場合によってはその胃酸が自ら胃壁の細胞を消化してしまうことがあります。この胃酸が過剰に分...
胃拡張
胃拡張症とは、なんらかの原因で胃から先の消化管が閉塞しすることにより、胃の内容物がたまり胃が拡張した状態をいいます。胃の筋肉の動きが麻痺してしまい、だらしなく胃がふくらんだ状態です。胃の中のものを...
胃切除後症候群
胃切除後症候群とはダンピング症候群ともいい、食後すぐに症状が出るものを早期ダンピング症候群、しばらくしてから現れるものを後期ダンピング症候群と分類します。胃潰瘍や胃の腫瘍を取る為に胃の一部やそれ以...
胃下垂
胃下とは、胃が体内で本来ある位置よりも下にある状態のことを言います。胃の下部が下に伸びてしまっているのであって胃の上の方は正常な状態です。ひどくなると胃が骨盤のあたりまで下がってくることがあります...
ヘリコバクター・ピロリ
ヘリコバクター・ピロリとは、胃に生息するらせん形の菌であり、主に胃の幽閉部分に潜んでいます。この菌を保有していると、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんを引き起こすとも言われ、近年のその存在が、注目を浴び...
食道狭窄
食道狭窄とは、食物の通過障害が食道で起こった状態を言います。具体的には、病気によっての部位狭窄が発生した状態です。食道の入口部、気管分岐部、食道裂肛部には、生理的狭窄部位がありますが,食物の通過障害...
食道器官支瘻
食道器官支瘻とは食道や気管支に小さな穴が開いて食道と気管が瘻孔と呼ばれる通り道でつながった状態を指します。食道と気管は全く異なる役割を果たす別の器官です。気管は首から胸部にかけて腹側に位置しており...
食道神経症
食道神経症とは、特に食道に異常がないにもかかわらず、常に食道の違和感や存在感、胸痛などを訴えて、食道に病気があるのではないかという不安な心理状態になっていることを指します。罹患者が不安に感じる食道...
食道憩室
食道憩室とは、食道壁の一部がポケット状に外側に突出し、表面は粘膜におおわれているものを指します。食道はのどから胃までをつなぐ管であり、食べたものを喉から胃へ送る役割を果たしています。食道壁は粘膜、...
食道静脈瘤
食道静脈瘤とは、食道にある粘膜の下にある細かい静脈が瘤(こぶ)のように腫れあがる病気です。瘤が破れてしまうと、大出血をして吐血、下血(血液が肛門から排出されること)が生じて、手当が遅れると出血性ショッ...
食道アカラシア
食道アカラシアとは食道の機能障害の一種で、食道から胃に移る部分、食道胃接合部の部分が嚥下により、弛緩しない為に食道が拡張してしまう病気です。よくある症状としては胸焼け、ゲップ、胸のつっかえ、嘔吐、...
逆流性食道炎
逆流性食道炎とは、胃液や食べ物が食道に逆流してしまう病気です。胃液は強い酸性のため、食道に逆流すると、食道の粘膜を刺激して食道の粘膜がただれたり、潰瘍ができたりします。胸焼けやげっぷ、のどの違和感...
動脈硬化症
動脈硬化症は、血管の壁に中性脂肪、コレステロールが沈着し、血栓(血管の壁に付着した血液凝固物)ができ、石灰化(カルシウムの沈着)し、本来のしなやかさが失われ、もろく、狭くなっている血液の流れが悪くなっ...
低血圧症
低血圧症とは血圧が通常よりも低い状態がつづき、なおかつなんらかの症状が伴う状態を指します。一般的には、収縮期血圧(最大血圧)が100mmHg以下の状態を低血圧といいます。低血圧症を原因疾患の有無からみると...
上大静脈症候群
上大静脈症候群は、肺癌や悪性リンパ腫、縦隔腫瘍、大動脈瘤による圧迫などが原因で上大静脈が閉塞されて起こる症候群です。上大静脈の閉塞により血液が逆流すると、奇静脈が側副経路として発達し、下大静脈を介...