「便に血が混じる」症状の「腹が痛い」に関する消化器外科で診療可能な病名一覧
化生性ポリープ
化生性ポリープとは、消化管の内腔を覆う粘膜にポリープ(隆起性の病変)ができる病気で、過形成性ポリープとも呼ばれています。胃の出口付近や大腸の直腸や校門付近の粘膜にできやすく、顆粒状の凹凸や出血・びら...
クッシング潰瘍
脳手術を受けた後に、胃や腸に生じる潰瘍のことをクッシング潰瘍といいます。ストレス潰瘍の一種です。胃に潰瘍ができた場合は血を吐いたり、強い胃痛を感じるようになります。胃に出来た潰瘍は、内科に通院すれ...
慢性腸炎
慢性腸炎とは、腸がいつも炎症を起こしている状態の疾患のことです。ですから、食べ物が消化されずに、腸内で腐敗してしまうことになります。日頃の食生活の暴飲暴食、また、ストレスなどによっても引き起こされ...
結腸
結腸とは大腸の一部分である。上、横、下、S字の部分に分かれています。栄養とする血管は、大きく2つに分けられます。主な病気としては、大腸ポリープ、大腸ポリポーシス、潰瘍性大腸炎、クローン病、過敏性腸症...
結腸がん
虫垂、盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S字結腸のいずれかに発症したガンを結腸がんとよんでいます。このがんが出来る場所によって症状は違ってきます。左右に分けて右側のがんの場合は出血しても便として排...
直腸がん
直腸がんは大腸がんの一種であり、日本人のがん死亡率(女性は1位)の中でも高い部類に入っています。このがんは、肉類の摂取量と罹患者数が比例する事が明らかになっており、それ以外にも肥満・飲酒・喫煙も罹患リ...
脱腸
一度は耳にしたことがある脱腸。正式名称は鼠径ヘルニアといいます。名前の通り、腸の一部が本来あるべき場所から出してしまうというものです。初期症状は、太ももの付け根から少しでっぱりができますが、手で抑...
腸重積症
二歳くらいまでの子供に多い病気に、腸重積症があります。この病気は腸の中に腸が入り込んでしまうことで発症します。発症すると腸の中に食べた物がとどまってしまうことになります。そのため、嘔吐の症状が出る...
大腸ポリープ
大腸ポリープとは、大腸の粘膜がイボ状に盛り上がり、大腸の内腔に飛び出たものを指します。大腸ポリープには良性と悪性があり、ほとんどのポリープは良性です。ただ、ポリープが大きくなってくると悪性化して癌...
クローン病
クローン病とは、大腸及び小腸を中心とする消化管の粘膜に炎症を起こし、びらんや潰瘍を引き起こします。症状としては、腹痛、下痢、発熱、下血、体重減少などがあります。20歳代の若い世代に多く発症します。原...
大腸憩室症
大腸憩室症とは、大腸憩室と呼ばれる大腸粘膜にできる袋状のへこみが多発した状態を指します。大腸憩室は大腸の一部が腸管内圧の上昇により嚢状に腸壁外に突出したものを指し、1㎝程度のものから開口部が2㎝を超...
腸閉塞
腹腸閉塞は別名イレウスとも呼ばれ、何らかの原因で食物やガスなどの腸管内での移動が障害されている状態を指します。腸管の中がふさがる機械的閉塞と、腸の蠕動運動が低下する機能的閉塞(麻痺性腸閉塞)がありま...
膵ガン
膵ガンとは膵臓から発生したがんのことをいいます。膵ガン(すい臓ガン)は、すい頭部に多く見られ、そのほとんどの場合すい管から発症する膵管癌で、全体の80~90%以上を占めています。そのため一般的に膵ガンは膵...
潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎とは炎症性腸疾患(IBD)の一種であり大腸に炎症が起こることにより、びらんや潰瘍ができる病気のことです。(専門外来としてIBDセンターやIBD外来と表示されていることがあります。)通常の場合炎症は...
アメーバ症
アメーバ症とは寄生虫である赤痢アメーバが台帳や肝臓などの臓器に感染することによって起こる原虫感染症です。アメーバ赤痢・アメーバ性大腸炎などの病型があります。赤痢アメーバ等の感染嚢子(シスト)が付着...
急性虫垂炎
一般的に「盲腸炎」と呼ばれますが、実際には虫垂が炎症する疾患です。虫垂とは大腸の入り口にある盲腸にぶら下がっている器官です。虫垂とその周辺にはリンパ組織が集まっており、腸扁桃(ちょうへんとう)と呼...