「黄疸」症状の「腹が痛い」に関する消化器外科で診療可能な病名一覧
総胆管結石症
総胆管結石症とは、総胆管に結石ができることをいいます。総胆管に結石があると、胆汁の流れが悪くなるため、肝臓の障害や黄疸、胆管炎が起こる恐れがあります。特に胆管炎が重症化した場合は、臓器不全を引き起...
胆嚢摘出後症候群
胆嚢摘出後症候群とは、胆嚢、および胆石を摘出したにもかかわらず、胆嚢の発作が起きているかのような痛みが新たに、あるいは繰り返し起こることをいいます。おなかの上の方の痛みや不快な感覚、発熱や黄疸、吐...
大腸憩室症
大腸憩室症とは、大腸憩室と呼ばれる大腸粘膜にできる袋状のへこみが多発した状態を指します。大腸憩室は大腸の一部が腸管内圧の上昇により嚢状に腸壁外に突出したものを指し、1㎝程度のものから開口部が2㎝を超...
腸閉塞
腹腸閉塞は別名イレウスとも呼ばれ、何らかの原因で食物やガスなどの腸管内での移動が障害されている状態を指します。腸管の中がふさがる機械的閉塞と、腸の蠕動運動が低下する機能的閉塞(麻痺性腸閉塞)がありま...
膵ガン
膵ガンとは膵臓から発生したがんのことをいいます。膵ガン(すい臓ガン)は、すい頭部に多く見られ、そのほとんどの場合すい管から発症する膵管癌で、全体の80~90%以上を占めています。そのため一般的に膵ガンは膵...
アメーバ症
アメーバ症とは寄生虫である赤痢アメーバが台帳や肝臓などの臓器に感染することによって起こる原虫感染症です。アメーバ赤痢・アメーバ性大腸炎などの病型があります。赤痢アメーバ等の感染嚢子(シスト)が付着...
胆のう炎
胆嚢炎とは胆嚢に炎症が生じた状態です。単応に液体が充満して腫れ、胆嚢の壁が厚くなります。症状は背中や肋骨の下部に痛みが出てきて、これに発熱や黄疸が伴うこともあります。急性胆嚢炎と慢性胆嚢炎があり、...
急性虫垂炎
一般的に「盲腸炎」と呼ばれますが、実際には虫垂が炎症する疾患です。虫垂とは大腸の入り口にある盲腸にぶら下がっている器官です。虫垂とその周辺にはリンパ組織が集まっており、腸扁桃(ちょうへんとう)と呼...