「便秘」症状の「腹が痛い」に関する消化器外科で診療可能な病名一覧
腸管型ベーチェット病
腸管型ベーチェット病は、腸管に炎症による潰瘍を起こすことによって発症します。この病気によって、腹痛や下痢、あるいは下血などのような症状が引き起こされるようになります。潰瘍が進行すると出血や穿孔を起...
クッシング潰瘍
脳手術を受けた後に、胃や腸に生じる潰瘍のことをクッシング潰瘍といいます。ストレス潰瘍の一種です。胃に潰瘍ができた場合は血を吐いたり、強い胃痛を感じるようになります。胃に出来た潰瘍は、内科に通院すれ...
慢性腸炎
慢性腸炎とは、腸がいつも炎症を起こしている状態の疾患のことです。ですから、食べ物が消化されずに、腸内で腐敗してしまうことになります。日頃の食生活の暴飲暴食、また、ストレスなどによっても引き起こされ...
上行結腸
上行結腸というのは、大腸の主要部分の事を言います。結腸というのは大腸の中でも盲腸と直腸の間の部分の事を言い、上行、横行、下行、S状の四つに分けられています。盲腸へと続く大腸の一部になっていますので、...
しぶり腹
しぶり腹とは便意があるのに便が出なかったり、また便が出ても少量しか出ないと言う状態のことです。繰り返し腹痛があり便意を感じても思うように便が出ない場合が多いです。また、残便感が残ることもあります。...
腹部膨満感
「腹部膨満感」とは、食べ過ぎていないにも関わらず腹部が張ったように感じる病気です。原因は空気の飲み込み過ぎや、過労やストレスによる胃腸の働きの低下により、胃の中に食べ物が残ってしまったり、ガスが溜...
結腸がん
虫垂、盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S字結腸のいずれかに発症したガンを結腸がんとよんでいます。このがんが出来る場所によって症状は違ってきます。左右に分けて右側のがんの場合は出血しても便として排...
潰瘍
潰瘍とは、上皮がなくなり、その下部の組織に至った状態のことをいいます。口腔、消化管、皮膚、陰部と様々な器官が対象となっています。それらの原因は感染症、物理的な刺激、免疫反応、飲酒喫煙やストレスによ...
直腸がん
直腸がんは大腸がんの一種であり、日本人のがん死亡率(女性は1位)の中でも高い部類に入っています。このがんは、肉類の摂取量と罹患者数が比例する事が明らかになっており、それ以外にも肥満・飲酒・喫煙も罹患リ...
脱腸
一度は耳にしたことがある脱腸。正式名称は鼠径ヘルニアといいます。名前の通り、腸の一部が本来あるべき場所から出してしまうというものです。初期症状は、太ももの付け根から少しでっぱりができますが、手で抑...
大腸憩室症
大腸憩室症とは、大腸憩室と呼ばれる大腸粘膜にできる袋状のへこみが多発した状態を指します。大腸憩室は大腸の一部が腸管内圧の上昇により嚢状に腸壁外に突出したものを指し、1㎝程度のものから開口部が2㎝を超...
腸閉塞
腹腸閉塞は別名イレウスとも呼ばれ、何らかの原因で食物やガスなどの腸管内での移動が障害されている状態を指します。腸管の中がふさがる機械的閉塞と、腸の蠕動運動が低下する機能的閉塞(麻痺性腸閉塞)がありま...
膵ガン
膵ガンとは膵臓から発生したがんのことをいいます。膵ガン(すい臓ガン)は、すい頭部に多く見られ、そのほとんどの場合すい管から発症する膵管癌で、全体の80~90%以上を占めています。そのため一般的に膵ガンは膵...
アメーバ症
アメーバ症とは寄生虫である赤痢アメーバが台帳や肝臓などの臓器に感染することによって起こる原虫感染症です。アメーバ赤痢・アメーバ性大腸炎などの病型があります。赤痢アメーバ等の感染嚢子(シスト)が付着...
急性虫垂炎
一般的に「盲腸炎」と呼ばれますが、実際には虫垂が炎症する疾患です。虫垂とは大腸の入り口にある盲腸にぶら下がっている器官です。虫垂とその周辺にはリンパ組織が集まっており、腸扁桃(ちょうへんとう)と呼...