神経内科で診療可能な病名一覧8ページ目
トゥレット症候群
トゥレット症候群は、運動性のチック症と音声性のチック症を合併した重度のチック障害の事を言います。チック症というのは、突発的に一部の動作や奇声などを発生させてしまい、これが一定期間続くような事を言い...
起立性低血圧
起立性低血圧とは脳貧血の一つで、脳に回る血液の血圧が低いゆえに必要な血液が脳に回らず、結果として酸素不足になることを原因として起こる症状です。文字通り安静の状態から起き上がったり立ち上がったりした...
筋ジストロフィー
筋ジストロフィーとは、遺伝性の病気であり、筋肉の破壊が生じる様々な疾患の総称です。デュシェンヌ型、ベッカー型、顔面肩甲上腕型、筋緊張型などがあります。型によって障害部位や進行の経過が異なります。筋...
動悸
動悸とは、普通では自覚されない心臓の拍動やその乱れを自覚すること、をいいます。動悸を感じても短時間で収まれば、ちょっとした疲れやストレスかもしれないと軽く流してしまいがちです。しかし実は病気の一歩...
ALS
alsとは筋委縮性側索硬化性のことです。筋委縮性側索硬化性とは脳などから下される命令を筋肉に伝える運動神経細胞が侵される病気のことです。その運動神経細胞が侵された結果、筋肉を動かしづらくなり、筋肉を使...
シャイ・ドレーガー症候群
【シャイ・ドレーガー症候とはどんな病気】脳と脊髄(せきずい)の自律神経系を中心に神経が変性する疾患です。米国の神経内科医、シャイとドレーガーの両氏が1960年に最初に報告したことから、この名になりました...
しびれ
一般的に、手足などのしびれが発生する原因は、血液の流れなどが悪くなった場合などに発生します。このため、それらの原因などを知る必要があり、病院に診察に行く必要があります。そして、その結果を基に対策を...
ジストニア
脳や神経の障害によって、筋肉が硬くなってしまったり収縮することが続く病気のことをジストニアといいます。筋肉が自分の思い通りに動かせなくなりますが、それによって知能に影響はなく、また直接生命の危機に...
顔面神経痛
顔には表情を形作る筋肉である表情筋群の神経の他に顔面の知覚を司り、また咀嚼筋を動かす働きを持つ三叉神経が存在しています。これら三叉神経が何らかの障害により正常に働かなくなり激しく痛むものを三叉神経...
脊髄空洞症
脊髄は脳脊髄液と呼ばれる液体の中にあり、その液体によって外部からの衝撃から守られています。何らかの原因によって脊髄の中心に脳脊髄液がたまった空洞を生じてしまう病気のことを、脊髄空洞症といます。脊髄...
神経鞘腫
神経鞘腫とは神経の近くに発生する良性の腫瘍です。比較的によく見られる疾患です。この病気は数多くある神経細胞のうちの一つに発生する病気なので、ほかの細胞は正常なままです。しかし一つの神経に数珠のよう...
睡眠障害
睡眠障害とは、睡眠を行う場合に障害などがあって睡眠ができない状態のことです。このため、睡眠を十分に行うことができないために、体調が悪くなったり集中力が切れやすくなるなどの問題があります。このため、...
老人性難聴
老人性難聴とは、加齢に伴い聴力が低下していくことを指します。一般的に、50代から60代にかけて低下が見られるとされていますが、程度や時期には個人差があります。高音域から聞こえづらくなり、両側の耳で差が...
結節性硬化症
結節性硬化症とはプリングル病とも言われます。この病気は全身の疾患で、皮膚や神経系、肺など全身の色々なところに良性の腫瘍ができる病気です。皮膚に出てくる症状が痣のような斑状にでるため、神経皮膚症候群...
ミトコンドリア脳筋症
筋肉を動かすエネルギー源となるのは、細胞に蓄えられている脂肪とグリコーゲンです。脂肪は細胞の中のミトコンドリアによって代謝され、筋肉を動かすエネルギー源となります。しかし、ミトコンドリアが異常な状...
ベル麻痺
ベル麻痺とは、顔面神経の機能不全によって顔の片側に筋力低下や麻痺を生じる顔面神経麻痺の一種です。突然症状が現れることが多く、耳の後ろから徐々に顔の片側に症状が広がります。症状がみられる側の舌にも味...
ハンチントン病
ハンチントン病とは脳内の線条体の細胞が失われることによって起きる病気で、通常の場合ですと35歳以降の中年期に発症します。日本人の場合100万人に1~6人とたいへん稀な病気ですが、白人に多く黒人には最も発症...
運動ニューロン疾患
運動ニューロン疾患とは運動神経が選択的に侵され、運動神経以外はほとんど障害されない進行性の運動疾患を指します。大脳皮質、脳幹から脊髄前角細胞までが上位運動ニューロン、脊髄前角細胞から筋肉までが下位...
パントテン酸欠乏症
パントテン酸は食品に多く含まれているビタミンで通常の生活では欠乏することはありません。パントテン酸欠乏症は抗生物質を長期間服用していたり、極端な偏食やダイエットを行うと症状が現れてきます。パントテ...
ナイアシン欠乏症
ナイアシン欠乏症は、別名でニコチン酸欠乏症とも呼ばれ、ニコチン酸とニコチアミド酸の総称であるナイアシン(ビタミンB群)の欠乏によって生じます。症状として皮膚炎、下痢、水疱、精神症状で抑うつ状態や、中枢...