ALSはどんな病気?
alsとは筋委縮性側索硬化性のことです。筋委縮性側索硬化性とは脳などから下される命令を筋肉に伝える運動神経細胞が侵される病気のことです。その運動神経細胞が侵された結果、筋肉を動かしづらくなり、筋肉を使うことが減っていくので、筋肉が衰えていきます。そして、呼吸をするために必要な筋肉も衰えていくので、呼吸することが困難になります。
主な症状
alsの症状は二つあり、手足の麻痺による運動障害 のうち、約 4分の3の人が手足の動きに異 常を感じます。 初めは、箸が持ちにくい、重いものを持てなくなる、手や足が上が らない、筋肉の痛みやつっぱりなど を感じるかたが多いです。これは ALSに特徴の一つ で、手足の麻痺による運動障害 初期の状態です。このような 状態がみられるとともに、手や 足の筋肉がやせ細ってきます。
主な原因
alsの原因はまだわかっていません。いくつかの仮説が挙げられており、そのなかの一つに「グルタミン酸過剰説」があります。グルタミン酸は神経伝達物資の一種です。ニューロンはこの神経伝達物質を媒介として脳の命令を筋肉に伝えます。グルタミン酸の再取り込み機能に障害が起き、過剰となったグルタミン酸によりニューロンが死滅するのではないかと考えられています。
主な検査と診断
alsとは筋萎縮性側索硬化症のことで筋肉が硬直化して、全く動かなくなる症例のことをいいます。この病気の検査方法としては、筋肉に天竜を流す筋電図法を用いることが行ないます。この検査を行なえば多くの場合、病気の診断をすることができますが、根本的な治療方法が確立されていないので治療をすることができないというのが実情なのです。
主な治療方法
als(筋委縮性側索硬化症:amyotrophic lateral sclerosis)には現在は完治する治療法が存在しないことが現実である。しかしグルタミン酸の放出抑制の役割のあるリルゾール(商品名はリルテック)という成分を投与することで進行を遅らせることが可能である。最近になってiPS細胞が本病を完治させられる可能性があるということが報告されており、完治できる時も遠くはないとされている。
ALSの初診に適した診療科目