産婦人科で診療可能な病名一覧3ページ目
妊娠性疱疹
妊娠性疱疹は妊娠している人が罹りやすい皮膚の病気です。赤い斑点が肌に現れる症状が、初期症状として現れます。症状が進行すると蕁麻疹のような斑点が肌に出てきます。重症になると水疱瘡のような水疱が全身に...
軟産道強靭
軟産道強靭とは、出産の時に赤ちゃんが出てくる道、子宮口や膣が固いために中々赤ちゃんが出てこられない場合のことをいいます。これは一般的には年齢や体質の問題といわれており、対処法としては、時間をかける...
デルモイド嚢腫
デルモイド嚢腫は卵巣にできる良性の腫瘍のことです。大きさは数センチ程のものが多いです。ですが放置しておくと10センチを超えることもあります。無症状なのでCTを撮った時や、妊娠後はじめて受ける超音波検査...
膣欠損症
膣欠損症とは、先天的に女性の膣が欠損した状態のことです。膣は女性が妊娠して出産するために無くてはならない器官ですから、これが欠損していると当然ながら妊娠出産をすることができません。現在のところ、こ...
切迫子宮破裂
出産の際に子宮に傷が付いて、子宮が破裂寸前の状態になっていることを切迫子宮破裂といいます。子宮に大きな傷が付いているので強い痛みがあります。陣痛を弱めるために鎮痛剤の投与を受けたり、麻酔を施しても...
新生児肺炎
新生児肺炎とは、新生児期に発症する先天的、後天的な肺の感染症になります。そのため、高熱と激しい咳の他に、呼吸困難などもみられます。この病気は、全出生児の約2パーセントの割合でかかるとも言われています...
卵管留水腫
卵管に細菌が感染して炎症が起きると、卵管内に膿がたまり晴れ上がった状態のことを卵管留膿症といいます。この症状が進行すると卵管の先が閉塞してしまい、中にある膿や分泌物が吸収されて水がたまってしまいま...
無呼吸発作
無呼吸発作は、呼吸の停止が20秒間以上続く、または呼吸の停止が20秒に満たなくても1分間に100以下の徐脈かチアノーゼを起こす病気です。この病気には原発性のものと二次性のものがあります。原発性はもととなる...
未熟児貧血
未熟児貧血は、生まれたときの体重が2000g以下の未熟児の多くが、生後数週間たつと貧血になります。からだの成長に伴い、造血機能が追いつかないことや、造血機能が未熟であることが原因のこともあります。特別な...
妊娠性歯肉炎
妊娠性歯肉炎とは、妊娠した女性がホルモンバランスを崩し、歯や歯茎の調子が悪くなる病気です。歯茎の腫れと歯茎からの出血が主な症状ですが、これをただ歯茎が腫れてしまっているだけと放っておいてはいけませ...
二次性乳糖不耐症
乳糖不耐症とは母乳やミルク、牛乳などに含まれている乳糖と言う糖分をを分解する為の物質が腸内で減少することで、乳糖を消化吸収する事ができなくなる病気です。乳幼児にみられる症状で、主な症状は下痢や吐き...
全胞状奇胎
全胞状奇胎は精子と卵子の受精時に、卵子の持っている核が不活化して精子の持っている核だけが分裂して増殖することによっておこります。この病態は卵子自体に何らかの問題がある場合に生じるとされており、核を...
さかご
さかごとは骨盤位のことで、妊婦の子宮の中で、本来頭を下にした姿勢を取っている胎児が、頭を上にした姿勢になっている状態のことです。胎児は常に子宮の中で回転しているため、妊娠安定期には一過性の骨盤位は...
機能性月経困難症
月経困難症とは生理痛が強く、日常生活に支障をきたす状態を指します。機能性月経困難症は身体的な病気が存在しないにも関わらず、月経困難症の症状が出ることです。原因として考えられるのは月経時に作られるプ...
過強陣痛
陣痛は子宮の収縮により起こり、この陣痛が規則的に起こることで出産が進行します。この子宮の収縮の程度が非常に強かったり長く続く、また陣痛と陣痛の間隔が短いのが過強陣痛です。通常では陣痛が少しずつ強く...
外陰部のかゆみ
外陰部のかゆみは、たくさんの病気が考えられます。もともとデリケートな部分なので、汗もや生理用品・下着によるただれなどから、糖尿病によるかゆみ、性病などです。一般的に多いのが『カンジダ症』で、これは...
破綻出血
破綻出血を発症すると、子宮内から出血を起こしてしまう症状が出ます。不規則な生活やストレスで、女性ホルモンのバランスが崩れた事が原因で発症します。更年期の女性が罹りやすい病気です。出血が大量に出るの...
胎児仮死
胎児仮死とは、胎児が妊婦のおなかの中で、仮死している状態、または出産時に仮死している状態のどちらかを指します。原因としてはいくつか考えられますが、比較的多いのがへその緒などが巻き付いて窒息している...
第一・第二鰓弓症候群
第一・第二鰓弓症候群という病気になると、顔の形が左右非対称になる症状が出ます。先天性の疾患です。症状が重い場合は、目が見えなくなります。耳の形が大きく変形している場合は、声や音が聞こえなくなる症状...
存続絨毛症
存続絨毛症とは、出産や流産の際に胎盤組織(絨毛)が子宮の中に残ってしまうことを言います。胞状奇胎、絨毛癌、PSTTなどの絨毛性疾患の分類の一つです。体内に残ってしまった組織はがん化する恐れがあり、絨毛癌...