小児科で診療可能な病名一覧13ページ目
おむつかぶれ
おむつかぶれとは、おむつをあてている部分の皮膚に起こる炎症を指します。おむつに触れている部分が炎症を起こして真っ赤になるトラブルで、炎症が悪化すると赤い発疹ができたり、皮膚が赤くなる、皮がむけてび...
ウィルムス腫瘍
ウィルムス腫瘍は、腎芽腫とも呼ばれ腎臓に生じる悪性腫瘍です。小児の悪性腫瘍全体の約6%を占める代表的小児悪性腫瘍です。発症する年齢は2歳~5歳が多く3歳~4歳がピークとなります。20%~30%の割合で家族にも...
神経芽細胞腫
神経芽細胞腫とは小児系のがんの代表的なものの一つで、神経を作る細胞が悪性化することによって起こります。副腎や背骨の左右に分布する交感神経節に腫瘍ができ、尿検査などで発見されます。1歳未満で腫瘍が見つ...
原発性免疫不全症候群
原発性免疫不全症候群とは体の中の免疫の仕組みがうまく働かない病気です。生れ付で免疫系のいくつかの部分に障害を持っていて、そのせいでさまざまな完成から身を守る事ができなくなるのです。障害が出ている免...
リウマチ熱
リウマチと聞くと、中高年の病気のような響きですが、実は、子供に多い、病気の一つです。溶連菌が感染して、発熱が起こることによって、ひざや足首等の関節部分に炎症が現れます。初期の症状では、のどが痛くな...
血管性紫斑病
血管性紫斑病は、小さな子供によく発症する病気です。この病気は薬剤や食べ物、溶連菌などの感染によって引き起こされるとされ、免疫の仕組みに異常が発生することで全身の小血管に炎症を起こします。炎症が起こ...
好中球減少症
好中球減少症とは、細菌に対して感染を防ぐはたらきをする好中球が減ることで、細菌に繰り返し感染するものです。原因はさまざまあり、先天性のもの、薬剤性、感染症によるもの、合併症によるものなどがあります...
クレチン症
クレチン症とは、生まれつき、甲状腺の機能が低下している病気のことです。新生児期のマススクリーニングで判明します。甲状腺は、成長に必要なホルモンを作っているので出生時体重は正常ですが、次第に成長、発...
くる病
くる病は成長期、特に乳幼児において、カルシウムを骨に沈着させる働きを持つビタミンDが不足し、骨が軟らかくなって変形や成長障害を起こす病気です。頭蓋骨が柔らかかったり、O脚やX脚、歯が生えて来るのが遅い...
鼠径ヘルニア
鼠径ヘルニアとは、小児の男性に多い病気です。鼠径管を構成する筋肉は、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋の三つからなっており、その筋肉の隙間から精管、精巣動静脈がはみ出してしまうことで、障害が起こります。鼠...
横隔膜ヘルニア
横隔膜ヘルニアは、先天性と後天性があり、先天性のものは、ボックダレック孔ヘルニア、傍胸骨孔ヘルニア、食道裂孔ヘルニアの3種類あり、それぞれの主な症状としては、ボックダレック孔ヘルニアは重症の呼吸不全...
マルファン症候群
マルファン症候群とは、人間の身体の細胞や組織同士を満たし、結合する結合組織に異常が起きる病気です。原因は染色体な異常な遺伝子によるもので、先天性の病気です。主に、骨や心臓、血管、目などが影響を受け...
左心低形成症候群
左心低形成症候群とは生まれつき心臓に大動脈弁閉鎖(狭窄)と僧帽弁閉鎖(狭窄)が見られる先天性の心疾患です。左心房から僧帽弁、左室、大動脈から大動脈弓にいたるまでの特に心臓の左側が十分に発達しない疾...
完全大血管転移
完全大血管転移とは、大動脈と肺動脈が入れ替わっている状態で、具体的には心臓の右室から大動脈が出て左室から肺動脈が出ている先天性の心疾患です。中でも心室中隔欠損がないものをⅠ型、心室中隔欠損があって肺...
動脈管開存症
動脈管開存症とは普通生後4週間から8週間で閉鎖する生後動脈管が閉鎖しなかった結果、生じる先天性心疾患です。症状として肺や左心系への負荷が高まってくると運動不耐性や頻呼吸や咳、動機が認められる様になり...
中耳炎
中耳炎とは、比較的子供に多くみられ、主に細菌が中耳に入りおこる病気です。症状としては、耳の痛み、難聴、発熱、耳が詰まった感じで、風邪をひいたときや、鼻や喉の病気にかかったときは特にかかりやすくなっ...
クラミジア肺炎
クラミジア肺炎とは、細菌の一種であるクラミジアに感染することによる肺炎です。病原体は肺炎クラミジアとクラミジア・トラコマティスの二種類があり、肺炎クラミジアによるものは高齢者に多いですが、小児から...
ノロウイルス感染症
ノロウィルス感染症とは、冬季に流行する感染症で、ウィルス性胃腸炎の代表的な病気です。俗に「胃腸かぜ」とよばれる病気です。小児から老人まで幅広く感染しますが、ここ数年は子供の間で流行した後、親や祖父...
プール熱
プール熱は、咽頭結膜熱のことを指します。プールなど、水を介して移ることが多いためこのように呼ばれるようになりました。夏から秋の初めに多い夏風邪の一種であり、潜伏期間は5~7日、症状としては、高熱・結...
ロタウイルス
ロタウイルスとは、乳児下痢症・嘔吐下痢症の原因となるウイルスであり、罹ってしまうと、小児は重い下痢になりやすく、場合によっては入院しなければならない病気です。冬に流行し、感染経路としては全て経口で...