呼吸器内科で診療可能な病名一覧8ページ目
しゃっくり
しゃっくりは誰でも一度は経験があると思います。これは横隔膜が痙攣を起こし、声帯が閉じることで変な声が出てしまうというものですが、いきなり起こることもあれば、飲食や会話での刺激により起こることがほと...
急性呼吸窮迫症候群
急性呼吸窮迫症候群とは、略称がARDSと呼ばれ、様々な原因により発生する肺の損傷のことです。肺の間質、肺胞内に水分がみられ、血液に酸素を送る機能が損なわれるものです。これになりうる原因としては、主に敗...
鼻づまり
鼻づまりとは、鼻腔を通る空気の流れが悪くなることによって起こる感覚です。主な原因は、風邪やアレルギー性鼻炎などによる鼻粘膜の腫れです。鼻づまりが起きると息苦しく、不眠になったり、食べ物を美味しく感...
過呼吸
精神的不安や極度の緊張などにより、無意識に息を何回も激しく吸ったり吐いたりする状態のことです。若い女性にみられることが多いですが、男性や高齢者に見られることもあります。どんなに強い発作でも、時間と...
アスベスト
アスベストとは石綿とも言われ耐熱性、耐久性などがすぐれていたので、昔は理科の実験用の金網に使われたり、天井の吹きつけや自動車のブレーキに使われていました。しかしながら繊維が大変細いために、吸引する...
COPD
最近、COPDという単語をCMなどでよく聞きます。これは、閉塞性呼吸疾患にあたる病気で、肺気腫や慢性気管支炎が該当します。原因は喫煙や遺伝の影響が多く、一秒率が低下し、ラ音が聞こえます。また、肺性心が原...
アレルギー
アレルギーというものは、生物にとって非常に大事なものです。要するに身体に入ってきた異物を吐き出そうとする拒絶反応なのです。ですから、必ずしも悪いと限らないものなのです。しかし、あまりにも反応が強い...
MERSコロナウイルス
MERSコロナウイルスとは、中東呼吸器症候群とも呼ばれるウイルス性の感染症の一種です。2012年9月に初めて報告され、中東を中心に欧州などでも症例が報告されています。2002年に流行した重症急性呼吸器症候群(SA...
アトピー性咳漱
アトピー性咳漱とは、痰のない乾いた咳が長く続き、気管支拡張薬が効かない症状の病気です。呼吸困難発作が無く、咳だけが長く続く点が気管支喘息とは異なります。のどにかゆみやイガイガ感があり、乾いた咳が症...
肋膜炎
肋膜炎は、肺の外部を覆う胸膜(壁側胸膜=肋膜・肺胸膜)に炎症が起こる疾患を指します。今日では胸膜炎(きょうまくえん)と呼ばれています。胸膜炎はそれ自体で発症するケースはあまりなく、感染症やがん、膠...
胸膜肥厚
胸膜肥厚とは、何らかの原因で胸膜が炎症を起こしてその後に完治し、胸膜が厚みを帯びた状態を指します。胸膜とは肺を包む膜のことで、肺の表面を直接覆う臓側胸膜と胸壁の内側を覆う壁側胸膜とがあります。炎症...
深部静脈血栓症
下肢の静脈内で血液が停滞し血栓ができてしまい、静脈が詰まることによって血液が循環せずに下肢がうっ血することを深部静脈血栓症といいます。長時間に渡って同じ姿勢を取り続けることやうっ血性心不全などが原...
ニューモシスチス肺炎
ニューモシスチス肺炎とは、酵母様真菌ニューモシスチス・イロヴェチが原因で起こる肺炎であり、エイズや化学療法の時など免疫力が低下しているときにかかりやすい肺炎です。健康な人間の体にもこの菌は存在し、...
肺吸虫症
肺吸虫症としては、ウェステルマン肺吸虫によるものが広く知られています。ウェステルマン肺吸虫は、淡水棲巻貝中で発育し、モズクガニやサワガニのえらや筋肉に寄生します。そのため、感染したカニの生食などに...
喉頭炎
喉頭炎は、インフルエンザなどのウィルスによるもの、声の酷使、タバコの煙など喉の粘膜の刺激により発症し、声がかれたり、咳、異物感などを感じます。これが治らないまま慢性化することがあります。粘膜の腫れ...
急性鼻炎
急性鼻炎と聞くとすぐに思い出すことができるのは鼻かぜです。乾燥した日や乾燥した場所にいることで、鼻の粘膜が乾燥して炎症が起こる病気です。風邪をひいたときと同じように、鼻汁や鼻づまりがおこります。急...
上大静脈症候群
上大静脈症候群は、肺癌や悪性リンパ腫、縦隔腫瘍、大動脈瘤による圧迫などが原因で上大静脈が閉塞されて起こる症候群です。上大静脈の閉塞により血液が逆流すると、奇静脈が側副経路として発達し、下大静脈を介...
肺動脈狭窄症
肺動脈狭窄症の症状は、経度のの場合はほとんど症状はありません。ただ、中年以降の方は、非常に疲れやすくなるなどの症状が現れることがあります。ですから、気づかないことが多いのですが、ほとんどが心雑音で...
洞血節機能不全症候群(洞不全症候群)
洞血節機能不全症候群とは徐脈性不整脈の一種で、心臓の洞結節と呼ばれる部分の働きが鈍くなったり電気刺激の伝わり方が悪くなったりすることで発症する疾患です。洞血節機能不全症候群は特に高齢者で多く、心疾...
びまん性汎細気管支炎
びまん性汎細気管支炎は、副鼻腔気管支症候群の1つで、呼吸細気管支に慢性の炎症が起きる病気です。炎症が左右の広く生じるので、強い呼吸障害をきたするので事があります。40歳~50歳頃がピークですが男女、各層...