気管食道科で診療可能な病名一覧2ページ目
食道裂孔
食道は横隔膜にある食道裂孔という孔を通り、胸腔から腹腔に入り、胃とつながっています。この病気は、その孔から胃の一部が胸腔内に入り込んだ状態をいいます。自覚症状はあまりなく、せいぜいかがむと胸焼けが...
気道熱傷
気道熱傷とは、熱や煙の吸入による呼吸器系の障害のすべてを指す言葉です。咽頭・喉頭浮腫が主体である上気道型、気官・気管支に障害を受ける気官・気管支型、肺炎が主体である末梢型といった具合に、障害を受け...
カルタゲナー症候群
カルタゲナー症候群とは、「気管支拡張症」「慢性副鼻腔炎」および「内臓逆転症」の三つの症状を特徴とする、先天性疾患です。染色体異常により繊毛運動がうまく働きません。外から体内に入ってくる病原菌などを...
食道潰瘍
何らかの原因で食道粘膜の一部傷害され、炎症性の変化が生じたのが、食道潰瘍です。頻度的に最も多いのが、胃液や十二指腸液が逆流し、食道粘膜を溶かす消化性潰瘍で、逆流性食道炎に伴って起こります。自覚症状...
gerd
gerdとは胃食道逆流症のことを指します。胃内容、すなわち酸やペプチンを含んだ胃酸や、胆汁酸や膵液を含んだ十二指腸内容が、胃から食道に逆流することによって発生する食道の炎症疾患です。主な症状は胸やけで...
血痰
血痰とは、咳をする時に血の混じった痰が出る病気です。人間の肺や気管支などの呼吸器官に何らかの病気が生じたときに出る病気です。代表的な病気は結核です。結核の菌が肺に炎症を引き起こし、肺の組織に障害を...
咳嗽
咳嗽とは『がいそう』と読み、簡単に言うなら『咳』のことです。痰が出るものと出ないものに、分けられます。有名なものであれば、痰が出るものであれば『肺ガン』、痰が出ないものであれば『咳喘息』があります...
胸焼け
夜にアルコールを飲みすぎや翌日や、食事を食べすぎた後にみぞおちあたりから胸にかけてあがってくる熱さや苦しさを「胸焼け」と言います。原因は胃酸が胃から食道へ逆流したときにおこります。胃と食道のあいだ...
嚥下障害
嚥下とは食べ物を飲み込むことをいいますが、嚥下障害はこの飲み込むことが困難になる病気です。食べ物をうまく口にはこべなかったり、飲み込めなかったり、唾液や食べ物が口からこぼれたり口から栄養を摂ること...
吐血
吐血(とけつ)とは、消化器などが傷ついたことによって出血し、血を吐くことです。具体的に述べると、口に近い消化器官の潰瘍(胃潰瘍、十二指腸潰瘍など)による出血です。このような損傷が起きる原因には、精神的...
潰瘍
潰瘍とは、上皮がなくなり、その下部の組織に至った状態のことをいいます。口腔、消化管、皮膚、陰部と様々な器官が対象となっています。それらの原因は感染症、物理的な刺激、免疫反応、飲酒喫煙やストレスによ...
慢性甲状腺炎
慢性甲状腺炎は橋本病とも呼ばれる甲状腺における慢性の炎症性疾患です。中年女性に好発し、びまん性の甲状腺腫大が見られます。血中に甲状腺自己抗体が証明され、臓器特異的自己免疫疾患の代表です。本症による...
食道神経症
食道神経症とは、特に食道に異常がないにもかかわらず、常に食道の違和感や存在感、胸痛などを訴えて、食道に病気があるのではないかという不安な心理状態になっていることを指します。罹患者が不安に感じる食道...
マロリ・ワイス症候群
マロリー・ワイス症候群とは、胃に縦走潰瘍があり、それによって引き起こされる症状のことをいいます。男性に多く、飲酒などで嘔吐することが原因で胃に潰瘍ができ、嘔吐後に吐血、腹部の痛みなどの症状が出ます...
アデノイド
アデノイドとは咽頭扁桃(いんとうへんとう)と同意語で、咽頭扁桃が何らかの影響で肥大化したものをいう。3~4歳ごろに肥大化し、6~7歳で最大となるがその後は縮小していきます。これが病的に肥大化すると、いび...
百日ぜき
百日ぜきとは呼吸器感染症の一つで、はじめは風邪に似た症状が見られます。風邪とは違い、徐々に咳の回数が増えていきます。そして呼吸が荒く、ヒューヒューと音を立ててまたせきを繰り返すことが特徴です。乳幼...
舌がん
舌がんは若い人にもなりやすく働き盛りの人にもなる病気です。舌に刺激を与えることの多い人ほどかかりやすくなります。中でもタバコを吸う人やお酒を良く飲む人はかかりやすくなりますからなるべく控えるように...
食道がん
食道がんは日本においては男性に多く発生しています。それはなぜかというと、男性の方が喫煙・飲酒をしているためであり、特に2つ両方を過度に行っているとがん罹患リスクが高くなります。初期症状があまりないの...