舌がん

初診に適した診療科目

舌がんはどんな病気?

舌がんは若い人にもなりやすく働き盛りの人にもなる病気です。舌に刺激を与えることの多い人ほどかかりやすくなります。中でもタバコを吸う人やお酒を良く飲む人はかかりやすくなりますからなるべく控えるようにします。舌に歯がよくあたる人も慢性的に舌に刺激を与えますから歯の治療をして舌に刺激を与えないようにすることも予防のひとつとして考えられています。

主な症状

白い斑点が出来たりザラつき、表面が白く分厚くなったり擦りむいたように赤くなるなど舌に違和感が出たり、食事しみる、口腔内の強い臭いや出血などが舌がんの初期症状といわれています。痛みは人によって様々です。進行すると、強い痛みを感じ舌の動きが悪くなるため、ろれつが回らなくなったり嚥下障害が見られるようになります。舌の縁にできるしこりが特徴です。

主な原因

舌がんは、強い酸味やアルカリ性を有する物又は石灰を有する物を口に入れ、口内の粘膜を傷つけることを原因として発症することが多いと言われています。すなわち、喫煙及び飲酒が発症のもととなっているということです。また、生活習慣、食生活、及び口内の衛生状況が悪いことによっても起因します。この場合、極端に冷たい物若しくは熱い物又は塩分の多い物を食べていることが関係しています。

主な検査と診断

舌がんには様々な検査方法があります。比較的早期発見しやすいがんですので、違和感などを感じることがあります。具体的な検査には、医師による目視、触診がメインです。他の病気の可能性もあるため、慎重に検査をしてもらうことが重要です。精密検査では、細胞を顕微鏡で調べる病理検査、CTやMRIを用いて更に詳しく調べる方法もあります。

主な治療方法

舌がんの治療法には大きくよっつのものがあります。まずガンの出来ている部分を手術で取り除くという方法。これはガンの進行の度合いによって切除する範囲も変わってきます。次に放射線を使った方法で、外照射と内部照射があり、ほかの治療と並行して行います。抗がん剤治療はガン細胞を死滅させる薬を使いますが副作用もひどくでます。免疫療法という自分の細胞を使い免疫力を高める副作用の無い方法もあります。