「吐き気がする・嘔吐する」に関する外科で診療可能な病名一覧
先天性総胆管拡張症
肝臓で作られた胆汁は、胆管と呼ばれる管を通って十二指腸に運ばれています。胆管は胎児の段階ですでに作られるのですが、そのときに何らかの原因によって胆管の一部分が袋状に膨らんでしまう病気があります。そ...
急性腸間膜動脈閉塞症
腸間膜動脈は腸の大部分に血液を送る動脈で、急性腸間膜動脈閉塞症は腸間膜動脈が血の塊である血栓や塞栓などによって急に血管を塞がれてしまう病気です。急に血液が止まる為に側副路も発達せず血流が停止してし...
移植片対宿主病
移植片対宿主病とは、移植に伴っておきる副作用のことで、臓器提供をした臓器が、レシピエント側の細胞を異物として認識して免疫攻撃してしまう症状のことをいいます。免疫抑制剤を使うことで初期段階であれば抑...
胆石発作
胆石発作は、痛みを伴う発作であり、胆管に胆石が詰まった時に起こる発作です。日本人は成人の約10人に1人の割合で胆石を持っていると推定されてます。症状は酷い腹痛が起こり、時には背中や肩にまで広がります。...
急性硬膜外血腫
急性硬膜外血腫は、硬膜と頭蓋骨の間に血腫ができた状態のことです。頭部の打撲など外傷により頭蓋骨骨折とともに発症します。血腫により脳が圧迫されると、頭蓋骨内の圧が上がり頭痛や嘔吐の症状が現れます。血...
胆管結石
胆石という病名を聞いた事がある方は多いと思いますが、胆石とは胆のう内にできた結晶の事で、ほとんどの場合無症状です。その胆石が胆のう内で胆汁の流れを止め、痛みを伴った場合を胆のう結石、胆石が胆管に詰...
腹壁瘢痕ヘルニア
開腹手術の傷跡に、腹壁瘢痕ヘルニアという病気が起こることがあります。この病気は、虫垂切除術、胃切除術、胆嚢摘出術や全ての開腹手術のあと、特に高齢になってから組織が弱くなり、立ち上がったり力んだりす...
急性硬膜下血腫
急性硬膜下血腫とは外傷などによる脳挫傷を主な原因とします。そこからの出血により脳と頭蓋骨の内側の硬膜との間に血がたまることによっておこります。症状としては血腫によって頭蓋骨の内側の圧が高まり、激し...
脳挫傷
脳挫傷とは、外力によって脳実質そのものに損傷や出血が起きている状態です。症状は脳挫傷の程度によって大きく異なりますが、重度になると意識障害や嘔吐、運動麻痺、痙攣発作などの症状が現れます。たとえ治療...
脱腸
一度は耳にしたことがある脱腸。正式名称は鼠径ヘルニアといいます。名前の通り、腸の一部が本来あるべき場所から出してしまうというものです。初期症状は、太ももの付け根から少しでっぱりができますが、手で抑...
急性腸炎
急性腸炎というのは、細菌やウイルス、寄生虫などにより食べ物から細菌に感染して下痢や嘔吐などといった症状を引き起こす感染症のことです。また、細菌以外の原因で起こることもあります。この場合は、主に腸に...
くも膜下出血
くも膜下出血とはくも膜の下に出血がある状態のことをいいます。くも膜とは脳の表面を覆う膜の1つです。くも膜と脳の間には動脈が走っており、脳に栄養を与えています。またここには脳脊髄液も走っており、保護液...
頭部外傷
頭部外傷とは、頭に外から力が加わることで頭の皮膚、頭蓋骨、脳の損傷をきたすことです。最も身近な頭部外傷としては、たんこぶが挙げられ、頭蓋骨の外傷である頭蓋骨骨折、脳の外傷である脳震とうや脳挫傷など...
脳動静脈奇形
脳動静脈奇形とは、脳にある血管と、動脈と静脈の異常により起こる先天性の病気です。動脈と静脈が異常吻合している部分には、ナイダスと呼ばれている血の塊を見受けることができます。この病気は、若年性のくも...
胆嚢がん
胆嚢がんとは、肝臓で作られた胆汁を胆管から運んで一時的に貯めておく場所の胆嚢、この場所にできる悪性腫瘍のことをいいます。比較的早期に発見されることは少なく、有効な治療法に乏しいとされてきて、予後の...
胆石症
胆石症の初期症状は食後の背中の痛みです。胆石は胆のうに石ができ、その石が管を塞ぐ事で痛む為、食後の胆のうの働きが活発になる時間が一番症状を感じやすく、一定の時間を置くとおさまってしまう場合がほとん...