脱臼 ダッキュウ

初診に適した診療科目

脱臼はどんな病気?

脱臼とは骨同士の関節面が正確な位置関係を失っている状態です。この病気の原因として外力により発生するほか、病的な原因があります。主な症状として、節部の痛み、腫脹、変形、 関節先の部位が正常に動かせない、等の症状がある場合、 この病気の恐れがあります。そしてこの病気が発症した場合は速やかに治療を施すことが大切です。症状が見落とされるなどして長期間放置されると、全身麻酔の手術が必要となることもあるからです。

主な症状

脱臼と一言で言っても、その重症度に応じて出現する症状というのはさまざまであるといえます。それらの中で最も重要となるものは、激しい痛みです。これはほとんどのケースで生じるとってよいでしょう。比較的軽度の場合は、痛みもそれに応じて比較的軽いようです。痛み以外にも、重度なものであれば、外見上関節がはずれているの認識できる場合もあります。

主な原因

脱臼には種類があり、原因もかわります。前方は、転んだとき体を支えようとした 腕が後ろの方向など無理に動かされた時になります。またはスポーツをしてる時に転んで肩の外側を強く打った時などにも生じます。 後方は、転んだときに体の前の方に腕を突っ張った時や、肩の前方を強く打つと起きます。 下方は、腕を横方向から上に無理に動かすことでなってしまいます。

主な検査と診断

脱臼の検査方法としては、まずは医師の感と経験に基づいた視診や触診によって、患者さんをしっかりした診察をすることが重要です。そのあとに超音波エコーやレントゲン撮影やMRI等の医療機器を用いて可視化することにより、適正な診断が行えるようになります。どこをどのように撮影すればよいかを決定するのにも、やはり医師の視診や触診による診察が必要です。

主な治療方法

脱臼の治療法としては、整形外科などで速やかに診察してもらい、外れた部位を元に戻すことが必要であると言えます。整形外科に行くまでに行える処置としては、患部を冷やすということと、安静にしておくことが重要です。無理に動かしたりすると、酷い状態になるため注意が必要です。整形外科では場合によっては麻酔をして、元に戻すことがあります。