挫傷 ザショウ

初診に適した診療科目

挫傷はどんな病気?

挫傷とは外部から受けた衝撃により、傷を伴った症状です。ものが皮膚に衝突して怪我をおった場合がそうです。刃物での切り傷、打って皮膚が青く変色してしまった場合はまた違います。ボールが飛んできて頭に衝突してしまい、傷をおってしまうのがそうです。皮膚に傷が出来るので出血も伴いますし、酷い痛みも伴います。皮膚の表面だけではなく、強い衝撃により脳や内臓にも傷を伴う事もあります。

主な症状

挫傷の症状として、皮膚が破れない状態で出血しますので、痛みが後からだんだんと強まってきます。皮下の出血は時間が経過すると血腫(血の塊)になる場合もあります。広範囲の打撲は、発熱を伴う場合もあります。腹部を強く打つと、内臓損傷の危険が伴いますし、頭部の場合は、意識を失うととても危険です。頭部に血腫が残ると、意識障害などの脳障害を引き起こすこともあります。

主な原因

挫傷の原因とは、外部から衝撃を受けた事により皮膚に傷がつきます。傷がつく事により皮膚から出血も伴います。何らかの拍子に、頭に石がぶつかって出血をした場合等もそうです。酷い場合には、皮膚が大きなダメージを受けてしまい、骨が見えてしまう場合もあります。特に頭は強くぶつけてしまう事で脳にもダメージを受けてしまう事もあります。それは外部からの強い衝撃のせいです。

主な検査と診断

挫傷の検査方法については、その部位によってことなりますが、大枠として、症状の現れ方が重要になります。胸の場合には心タンポナーデ、心原性ショックを合併し、頻脈、不整脈、血圧低下、意識障害などが現れ、その症状とともに心電図検査、血液検査、心臓超音波検査、心臓核医学検査、心臓カテーテル検査などにより診断をおこなっていきます。

主な治療方法

脳挫傷を起こしたとき、重大なケースでは、有効ではあるがリスクのある治療法がとられています。それ以外の血腫をともなわないケースでは、頭蓋内亢進を止めようとする薬品の点滴注射が施されます。リスクがあるのは特殊な方法による治療で、バルビツレート療法や外減圧術と呼ばれる治療がそれらです。患者が入院時にすでに昏睡状態にある場合、死亡率はおよそ44%です。