「咳」症状の「胸部が痛い」に関する内科で診療可能な病名一覧
特発性(自然)気胸
気胸とは肺から空気が漏れて胸腔にたまっている状態です。気胸にも種類があり、自然気胸・外傷による気胸・生理による気胸などがあります。自然気胸の中でも明らかな理由なく発生する気胸を「特発性(自然)気胸」...
肺腺がん
肺腺がんは肺がんの一種で、肺がんの主な原因は喫煙ですが、腺がんはタバコを吸わなくても発症することも多く、女性の肺がんでは最も多いのがこの腺がんです。大気汚染や環境ホルモンが原因とも言われていますが...
中葉症候群
肺は、肺に入った気管が枝分かれするのにしたがって、その先の肺の実質組織も左の肺は上・下葉に、右の肺は上・中・下葉に分かれています。中葉症候群とは、右の中葉や左の舌状区という部分に起こる無気肺(肺の中...
食道潰瘍
何らかの原因で食道粘膜の一部傷害され、炎症性の変化が生じたのが、食道潰瘍です。頻度的に最も多いのが、胃液や十二指腸液が逆流し、食道粘膜を溶かす消化性潰瘍で、逆流性食道炎に伴って起こります。自覚症状...
肺マック症
肺マック症とは、非結核性抗酸菌症のひとつで、中高年女性に増えている病気です。MAC菌という結核菌によく似た菌の感染によって起こります。症状は結核の症状に似ていて、微熱・咳・血痰などがみられます。風呂場...
細菌性肺炎
細菌性肺炎とは細菌を原因とした肺の急性炎症のことです。主な原因菌として肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、インフルエンザ菌、モラクセラ、肺炎桿菌、大腸菌、緑膿菌、レジオネラ菌、マイコプラズマ、クラミジア等が...
小細胞肺がん
小細胞肺がんは悪性のがん細胞が肺の組織内にできる病気で、小細胞がんと混合型小細胞がんの2種類あります。喫煙や受動喫煙は肺がんになる大きな原因の一つです。咳、息切れ、胸痛、原因不明の体重減少などが症状...
胸腺がん
胸腺とは、成長期に身体の免疫機能を担うTリンパ球という白血球を作り出すために重要な役割を果たしています。この胸腺は成長とともに退化していくのですが、完全になくなるわけではありません。成長後に退化した...
心外膜炎
心外膜炎とは、ウイルスや細菌の感染により、心臓の外側を覆う膜に炎症が起こる病気です。初期症状は、発熱や咳がでる等、風邪によく似た症状です。また、胸痛や呼吸困難も伴ってきます。重症の場合、意識を失っ...
ntm
ntmとは、非結核性抗酸菌症といいます。これは結核菌やライ菌などの抗酸菌を非結核性抗菌と呼んでおり、この菌によって咳や痰、胸部のX線検査における異常陰影などが起こります。しかし、非結核性抗菌は水や土壌...
縦隔腫瘍
縦隔腫瘍(じゅうかくしゅよう)とは、縦隔にある臓器のうち心臓、食道、気管などの大きな器官以外に生じた腫瘍のことをいいます。症状として、呼吸困難や胸痛、胸部の圧迫感、動悸、肺炎、無気肺などが現われます...