「腹が痛い」に関する婦人科で診療可能な病名一覧2ページ目
子宮下垂
子宮下垂とは、子宮が正常な位置から膣に沿って降下してしまった状態です。その中で、子宮が膣から出てしまう状態を子宮脱といいます。特に症状がなければ治療を行う必要はありませんが、放置するとひどくなる場...
卵巣炎
卵巣炎は、卵巣に続く卵管が炎症を起こした際に発症する疾患です。卵管に炎症が起こると、卵管と卵巣はつながっているため、卵巣にまで炎症が及びます。炎症はさまざまな細菌によるものです。慢性化してしまうと...
卵管炎
卵管炎は、大腸菌、ブドウ球菌、レンサ球菌、淋菌などの細菌やクラミジアなどが、膣や子宮を通り卵管に感染するために起こると考えられています。急性期か慢性期、炎症の強さによって症状は異なり、下腹部痛や発...
子宮内膜症
子宮内膜は、女性ホルモンの影響で増殖する子宮内にある薄い膜のことです。子宮内膜症の原因は現在のところはっきりとは解明されていませんが、現在最も考えられている発生機序は、月経時に剥がれ落ちた子宮内膜...
卵巣嚢腫
卵巣嚢腫とは女性の体の左右にある卵巣のどちらかに良性の腫瘍ができて腫れてしまうことです。通常の卵巣は、2.3センチ程度の大きさなのが、大きく腫れてしまいます。発見された場合、卵巣がんとの鑑別も受ける必...
更年期障害
約45歳から55歳、閉経を挟んだ10年間の間に女性は大きな変化を遂げます。卵巣機能が低下するに伴い、女性ホルモンの分泌が減少するのです。その女性ホルモンの欠乏により発生する症状を更年期症状、更にひどい症...
腹膜炎
内臓の表面や腹膜の内側には薄い膜があり、これらの膜が炎症を起こす病気のことを腹膜炎と呼びます。この病気は細菌や科学的な刺激によって引き起こされるとされています。症状には突然の腹痛や吐き気、腹部の膨...
子宮肉腫
子宮肉腫とは、子宮の上皮以外の成分から発生する腫瘍で子宮体部の筋肉から発生するケースが多く、40代以降の女性によく見られる病気です。子宮がん全体の数パーセントと比較的低い割合ではありますが悪性度が高...
骨盤腹膜炎
骨盤腹膜炎とは女性が骨盤内の臓器をおおっている骨盤腹膜が炎症を起こす病気です。40度近い高熱がでて、下腹部に痛みが走ります。また吐き気や下痢も伴います。下腹部を触ると硬くなっているのが自分でもわかり...