「たん(痰)が出る」に関する感染症内科で診療可能な病名一覧
限局性白癬菌性肉芽腫
限局性白癬菌性肉芽腫とは、深在性真菌症のことで皮膚糸状菌が真皮や皮下脂肪組織で増殖し起こる病気です。猩紅色菌の感染が原因で、浅在性白癬に対して副腎皮質ホルモンの外用薬を誤用するとおきます。治療は薬...
気管支嚢胞
気管支嚢胞に罹ると、嚢胞の中に液体が溜まって胸痛や吐血などの症状が出ます。症状が重症になると吐血を一日中繰り返すようになるので、病院に通院して嚢胞の切除手術を受ける必要があります。嚢胞の切除手術を...
飛沫核感染
飛沫核感染とは咳やくしゃみなどで飛び散った飛沫が空気中で乾燥し、空気中を浮遊しているほこりや塵、微粒子などに付着した細菌やウイルスを吸い込むことによって引き起こされる感染です。空気中を病原体が浮遊...
HIV感染症
HIV感染症とはヒト免疫不全ウイルスに感染した状態のことです。何もしないでいると免疫力が低下していくために健常人では感染しない弱い菌やウイルスにも感染し病気を引き起こします。数年から10年ほどでエイズ(...
院内肺炎
院内肺炎とは、何らかの病気で入院をしているときに、その原因となる微生物が肺に入り込んでおこる肺炎のすべてのことをいいます。高齢者であったり、糖尿病などの病気を持っていたり、抗がん剤や免疫抑制薬など...
人畜共通感染症
人畜共通感染症とは、その名前通り人と動物との間に共通する感染症のことです。この病気はWHOとFAOによって管理されています。主な病気に狂犬病やBSEなどがありますが、この病気の動物の対象は脊椎動物であるため...
アスペルギルス症
アスペルギルス症とはカビ菌が原因で発症する病気のことで、同じカビを取り込んでも発症しない方もいますが、人によっては咳に血が混ざったり、喘息などがおきたり、脳や肺、肝臓や腎臓の機能を低下させてしまう...
インフルエンザ肺炎
インフルエンザは主に突然の高熱や悪寒、倦怠感、関節痛などから始まります。その後のどの痛みや咳、鼻水などのかぜの症状があらわれるため肺炎を併発することがあり、これをインフルエンザ肺炎といいます。併発...
炭疽
炭疽は、菌が原因によって発症する人獣共通の伝染病の一つです。脾脱疽ともいう。菌の感染によってて血液の中にその菌が増殖することになり、敗血症を引き起こします。野生動物や家畜に対する感染症だったのです...
グラム陽性菌
グラム陽性菌とは、グラム染色により青紫色に染まる細菌のことをいい、ボツリヌス菌やブドウ球菌など60種類あります。細胞壁は一層でやや厚く、タンパク質性の菌毒を分泌するものもあります。多くは、しばしば人...
結核菌
結核菌は長さ2~4マイクロメートルの細長い棒状の菌で抗酸菌の一種です。抗酸菌は丈夫な膜に覆われています。よって、酸、アルカリ、アルコール、乾燥、寒冷に対して強いですが、高熱や直射日光には弱いという特...
ウイルス
ウイルスというのは、生物ととらえる考え方もありますし、そうではなくて単なる遺伝情報だという考え方もあります。それ自体が病気ではありませんが、病気を引き起こす原因とはなりえるものです。そもそもこれは...
肺吸虫症
肺吸虫症としては、ウェステルマン肺吸虫によるものが広く知られています。ウェステルマン肺吸虫は、淡水棲巻貝中で発育し、モズクガニやサワガニのえらや筋肉に寄生します。そのため、感染したカニの生食などに...
肺真菌症
肺真菌症とは、カビの一種である真菌が肺に感染する病気をいいます。口腔内やのどに生息する真菌や空気中に存在する真菌を吸い込み、肺の中には入り感染します。通常なら感染しても発症しないことが多いですが、...
肺炎球菌感染症
肺炎球菌感染症は、肺炎球菌という細菌が感染することによって起こる疾患です。その名前の通り、肺炎の原因になることが多い細菌ですが、肺炎以外に髄膜炎・中耳炎・副鼻腔炎・敗血症などの原因になります。肺炎...