このたびご縁があり、吉本婦人科クリニックを継承して、2024年7月より、『たはらウイメンズクリニック』を開院いたしました。 私はこれまで産婦人科専門医として、不妊治療、生理痛や不正出血などの月経のトラブル、思春期から更年期のホルモン療法、子宮筋腫や子宮内膜症の治療、さらには性感染症など、女性のからだの悩みに関する医療全般に長年従事してまいりました。 当クリニックでは、女性が一生のうちに、思春期、性成熟期、更年期、老年期と各ライフステージで出会う女性特有の様々な悩みや疾患に対し、患者さま一人ひとりのご要望にしっかり耳を傾け、最良の治療を提供してまいりたいと考えています。 すべての世代の女性の健康を守る「女性のためのかかりつけ医」となることを目指し、皆さまの日常が健康的でより良いものとなるよう、きめ細やかなサポートをいたします。 どんな小さなことでも、お気軽にご相談ください。 院長 田原 正浩
まさこ女性クリニックのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。院長の苅田と申します。当院は前身であるいわいレディースクリニックの理念を引き継ぎ、地域の女性の健康を支える「かかりつけ医」として、日々診療に取り組んでおります。 私自身、女性として出産や更年期を経験してきました。だからこそ、女性特有の悩みに共感を持って寄り添うことができると信じています。「ここに相談してよかった」と思っていただけるように、スタッフ一同、誠心誠意努めてまいります。 どんな小さなお悩みでも一人で抱え込まずに、ぜひ当クリニックにご相談ください。医師として、女性として、母として、患者様のお悩みに真摯に向き合います。
私が慶應大学を卒業した1988年当時、産婦人科は「産科」と「婦人科」のふたつに分かれており、「生殖医療(不妊症、不育症)」の分野はありませんでした。慶應大学は生殖医療の分野を設けていた唯一の大学であり、受精卵の発生と生命誕生の神秘に興味を持っていた私は、迷わず同大学の産婦人科に入局しました。 1990年頃は10組に1組が不妊症と言われていましたが、不妊症が世間一般に認知されていたわけではなく、患者さまは肩身の狭い思いをして通院していました。その後、晩婚化と雇用形態の変化により、妊娠を目指す女性の年齢が急上昇し、妊娠しにくい方が増えています。現在、5.5組に1組が不妊症とされ、不妊症は特別なことではなくなっています。 2022年から体外受精や人工授精が保険適用になり、不妊治療を受ける方が多くなりました。費用負担の軽減に加えて、勤務先の企業の理解も徐々に高まってきていることも、患者さまの治療意欲を後押ししているように感じます。近年では、10人に1人以上が体外受精による妊娠ですので、すでに体外受精は特別な治療ではなくなっているのです。 私は、生殖医療をライフワークとして産婦人科医になりましたので、大学卒業後36年間一貫して、不妊症と不育症の診療や研究に携わってきました。 「夫婦で一緒に治療」「男性不妊に強い」「新しい治療をいち早く取り入れる」をコンセプトに、2013年にリプロダクションクリニック大阪を開院、2017年にリプロダクションクリニック東京を開院しました。患者さまからは「最後の砦」と言われることもあるようですが、「最初の一歩」もぜひ当院へお越しいただければ幸いです。 当院は、自費や高刺激のクリニックと思われている方もおられると思いますが、保険診療も低刺激も自然周期もやっております。何でもできるようにすることで、さまざまな患者さまに対応できるようにしたいと考えています。また、不妊治療にはスピードが重要です。初診の予約がすぐ取れ、スピード感のある治療ができる、それがリプロダクションクリニックです。
日本・アメリカ・オーストラリアの3ヵ国で生殖医療の基礎研究・臨床に従事し、海外での経験の中で感じ取った「男性不妊も女性不妊も同時に診療することが重要である」ということを自らのチームで体現するため、当院の開業を決意いたしました。 「最先端で信頼性の高い生殖医療を提供し世界に知見を発信する」という理念を掲げ、「日本の生殖医療を世界レベルに」という思いを胸に抱き、2013年9月に大阪・梅田にリプロダクションクリニック大阪を、また2017年2月には東京・汐留にリプロダクションクリニック東京を開院しました。これまで全国各地より多くの患者さまにご来院をいただき、これは私たちがコンセプトとする「ふたりで取り組む不妊治療」という方針が多くの方々に受け入れられた結果であると考えております。 夫婦そろって治療に臨めるように、当院では知識と技術を兼ね備えた男性不妊専門医と女性不妊専門医が診療にあたり、胚培養士・看護師・他スタッフを含むチームが一体となり、一般不妊治療から高度生殖補助医療まで、「ふたり」同時に治療を行っております。 これまでありそうでなかった「ふたり」のための治療、ここに当院の原点があります。 また、不妊治療をポジティブに捉え、ふたりが一緒に治療を行うことを一般的にしたいという想いから、遠方から来院する患者さまにも、仕事帰りの患者さまにも共に通いやすく、来院後には食事や買い物等を楽しめる場所として、両院とも駅から至近距離の商業施設内に開院いたしました。
手術・男性不妊
生殖医療専門医は、不妊症や生殖医療に関する疾患の診断や治療を専門とする医師です。不妊症や不育症、人工授精、体外受精、顕微授精などの生殖医療に携わり、カップルの希望に沿った妊娠をサポートすることが主な役割です。
生殖医療専門医は、不妊症や生殖器の病気の原因を検査し、治療方法を提案します。その治療方法には、薬物療法、手術、人工授精、体外受精、顕微授精などがあります。また、受精卵の染色体異常検査や、胎児の先天性疾患の検査、卵子凍結・胚凍結など、さまざまな技術を用いた治療も行います。
生殖医療専門医になるためには、医学部を卒業し、内科、婦人科、外科、小児科、生殖医学などの専門研修を受け、日本産科婦人科学会が実施する専門医試験に合格する必要があります。生殖医療専門医は、患者の希望に合わせた適切な治療を提供し、夫婦の幸せな家庭づくりを支援することが求められます。
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