しゃっくり シャックリ

初診に適した診療科目

しゃっくりはどんな病気?

しゃっくりは誰でも一度は経験があると思います。これは横隔膜が痙攣を起こし、声帯が閉じることで変な声が出てしまうというものですが、いきなり起こることもあれば、飲食や会話での刺激により起こることがほとんどであり、あまり気にしない人も多いでしょう。
しかし、稀に腎臓病や脳腫瘍のサインになっている場合があるので、注意が必要です。

主な症状

しゃっくりとは息を吸う際にヒクッという引きつった音がでる病気です。
原因は横隔膜の痙攣により声帯が閉じることで呼気が通過することで吃音といった症状になって現れます。
アルコールや辛いものなどの刺激物の取りすぎなどの原因が考えられます。中には大きな病気が隠されている場合もありますが一般的には大きく息を吸い込んだり、水を飲んだりすることで収まることが多いです。

主な原因

しゃっくりは、たくさん食べ物を食べた時や炭酸飲料・お酒を大量に摂取したとき、またたばこの喫煙、肥満傾向などが原因で空気を大量に飲み込んでしまうことにより、横隔膜が痙攣して、それと連動して声帯の隙間が閉じられるときに音を出してしまう症状のことです。
またがんや肺炎、痛風など呼吸器や横隔膜の病気関連でも起こることがあります。

主な検査と診断

しゃっくりの検査方法等についてです。それは、体が跳ね上がるような横隔膜の痙攣の有無によって診断されることが一般的です。なぜなら、それは目で見てすぐにわかる症状だからです。
通常は自然消滅するはずですが、あまりに長期的に続くようなら、何らかの深刻な病気の症状としてあらわれている可能性がありますので、その際は大学病院等の精密機器のある医療機関の内科等で診療を受けることが推奨されています。

主な治療方法

しゃっくりの治療法として、鼻咽頭への刺激が一般的に行われ、スプーン一杯ほどの粒状砂糖の嚥下、下をひっぱる、綿棒やカテーテルなどによる口蓋垂、鼻咽頭への刺激、氷水の急激な飲用、眼球圧迫、再呼吸、胃を冷却するなどもあります。
薬物を使用する方法では、多くの薬剤がありますが、作用機序が不明なものも多く、有効性が確立されているものはありませんが、バクロフェン、クロナゼパムがよく使われています。