くしゃみ

初診に適した診療科目

くしゃみはどんな病気?

くしゃみとは、鼻や口から発作的に放出される生理現象の一種です。原因としては、物理的な刺激や刺激物の吸引、アレルギー反応などが挙げられます。体内に侵入してきた有害物質を取り除くときに発生する、いわば身体の持つ防衛本能といえるでしょう。瞬発的、そして自分で抑えることができない場合が多く、急激に起こる激しい運動なのでぎっくり腰の原因となる場合もあります。

主な症状

くしゃみとは、鼻の粘膜が過敏に反応し、直前に吸った息や口内の唾液とともに体外へ飛び出す現象のことです。おもに風邪を引いたときに起こるものであるとされています。また、アレルギー性の花粉症の症状としても第一にあげられます。迷信として、不特定の誰かに噂話をされると発生するものとされています。身体機能において非常に重要な位置を占めています。

主な原因

原因はさまざまありますが、一般的に鼻に侵入した異 物が粘膜に取り付いたとき、追い出そう とする反射という本能的な防御反応です。だと、花粉症というものがありますが、最も多くの人を悩ますのがくしゃみ、 鼻づまりなどのアレルギー性鼻炎です。これも呼吸によって吸い込まれた花粉が鼻の粘膜に付着して起こます。それを出そうとして反応をするのです。

主な検査と診断

くしゃみは誰でもしてしまう生理現象の一つですが、人によってはアレルギーからくる場合もあるので医療施設での検査方法を行って早期的な改善をしていくことが重要です。アレルギーと判断されるための検査は鼻汁検査、皮膚テスト、鼻粘膜誘発テストなどを行ってアレルギーの有無を判断していきます。当然、陽性反応が出ればアレルギーであると診断されます。

主な治療方法

風邪でもないのにくしゃみが出る場合、アレルギー性鼻炎かもしれません。アレルギー性鼻炎になる人は日本人で5人に1人と少なくありません。この場合の治療法は、抗原の除去、回避、薬物療法、特異的免疫療法、手術療法があります。薬物療法は、抗アレルギー薬を用いる最も一般的なものです。治らない場合、抗原の抽出液を注射する特異的免疫療法に移ります。鼻腔の形による鼻づまりの場合や薬で治らない場合は手術です。