息切れ イキギレ

初診に適した診療科目

息切れはどんな病気?

息切れとは、肺に負荷がかかりすぎて、息が切れることです。激しい運動をしたときに起こすひとが多く、特に年配の人が起こしやすいです。
しかし、日ごろあまり運動をしないため肺が鍛えられていない人などは、階段を上ったり、少し走ったりするだけで起こしてしまうことがあります。
息がきれてしまったときには、ゆっくりと歩いたりして息を整えることが大切です。

主な症状

息切れの症状は、簡単に言うと、呼吸困難になることです。短期的に激しい運動をした際におこる呼吸困難は、通常の状態と言えますが、何度も呼吸困難が起きたり、普段の生活でも呼吸困難になったりすると、肺や気管支炎の病気になる可能性や、心臓の病気になる可能性もあります。
また、病気に繋がらなくても自律神経が乱れているサインととれることもあります。

主な原因

息切れはさまざまな原因や病気で起こります。症状そのものは肺の症状なので 肺の病気が多いです。
しかし、肺に影響を与え る他臓器である心臓や血液などの病気が問題で症状が起きてしまうこともありま す。生命に関わる重大な疾患が潜んでいることもあるのです。
息が止まってしまうということは、そのまま命に関わり、死に陥ることもありますから油断はできないのです。

主な検査と診断

息切れという症状は、様々な病気によって引き起こされるため、疑わなければいけない疾患も沢山あります。
この症状の検査方法は、まず状況や起こる理由を確かめる問診が一般的です。
胸の音を聞く触診、血液検査など一般的な検査を行います。症状が重度である場合は、レントゲンで胸の影を見る検査や、CTを撮る可能性も出てきます。

主な治療方法

息切れの治療法について説明します。まず、喫煙していれば禁煙します。呼吸器感染症予防が大切なのでインフルエンザ等の予防接種をします。
呼吸困難にならないように気管を拡張する薬やステロイド剤の吸入、抗生剤の内服治療が行われます。
それでも改善しない場合は在宅酸素治療します。これは、酸素チューブを鼻につけて常に酸素を体に送り込む治療です。