消化器科で診療可能な"腹が痛い"に関する病名一覧 105件
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腸炎
腸炎とは主に消化器が炎症を起こす症状を指し、その発生部位により胃、十二指腸、小腸に発症する炎症と大腸に発症する炎症に分けられます。また細菌に感染する事により発症する感染性のもの、いわゆる食中毒は発...
hus
溶血性尿毒症症候群(hus)はベロ毒素産生大腸菌(VTEC)の感染が主因で、このVTECは約半分がO157:H7という血清型の大腸菌です。感染後は消化器症状・上気道症状に続いて、血小板減少性紫斑病・溶血性貧血・急性腎機...
疝痛
疝痛とは腹部の臓器が痛むことによって、腹痛が生じてしまうものをいいます。臓器の壁を形成する平滑筋が異常に収縮することによって痛みが生じます。牛や馬に多い症状です。分類としては過食疝、痙攣疝、血栓疝...
胆嚢結石
胆嚢結石とは、胆汁が貯蔵される袋である胆嚢の中にできている結石のことで、これがあると胆汁の流れが悪くなります。あまりに流れが悪くなったりすると、胆嚢炎や肝障害を起こす可能性があります。結石がかなり...
腹部膨満感
「腹部膨満感」とは、食べ過ぎていないにも関わらず腹部が張ったように感じる病気です。原因は空気の飲み込み過ぎや、過労やストレスによる胃腸の働きの低下により、胃の中に食べ物が残ってしまったり、ガスが溜...
腹壁瘢痕ヘルニア
開腹手術の傷跡に、腹壁瘢痕ヘルニアという病気が起こることがあります。この病気は、虫垂切除術、胃切除術、胆嚢摘出術や全ての開腹手術のあと、特に高齢になってから組織が弱くなり、立ち上がったり力んだりす...
胆管結石
胆石という病名を聞いた事がある方は多いと思いますが、胆石とは胆のう内にできた結晶の事で、ほとんどの場合無症状です。その胆石が胆のう内で胆汁の流れを止め、痛みを伴った場合を胆のう結石、胆石が胆管に詰...
小腸がん
小腸がんは小腸の組織の中に悪性の細胞が発生する事で発症するがんの事であり、大腸・胃等の消化器官と違ってがん発生率が低いことでも知られています。発生率が低くても欧米の脂質に偏った食事や、クローン病と...
胆石発作
胆石発作は、痛みを伴う発作であり、胆管に胆石が詰まった時に起こる発作です。日本人は成人の約10人に1人の割合で胆石を持っていると推定されてます。症状は酷い腹痛が起こり、時には背中や肩にまで広がります。...
胆嚢腺筋腫症
胆嚢腺筋腫症とは胆嚢の壁が厚くなることを特徴とする病変で、胆嚢の粘膜が胆嚢壁の筋肉の層にまで入り込んだロキタンスキー・アショッフ洞と呼ばれるものが多発したものです。通常、症状はあまりみられませんが...
「消化器科」について
消化器科は、消化器系(口腔、咽頭、食道、胃、小腸、大腸、肝臓、胆嚢、膵臓など)の疾患を診断し、治療する医療分野です。消化器科医は、胃潰瘍、胃がん、食道がん、大腸がん、肝炎、膵炎、胆のう炎、慢性下痢症、消化性潰瘍、過敏性腸症候群などの病気を診断し、治療を行います。また、内視鏡検査を用いた病変の確認や治療、超音波検査やCTスキャンなどの診断法を用いて、病気の進行状況を評価します。
消化器科は、消化器系の疾患を専門に診療する科ですが、一般的に内科や外科に併設されることが多く、それぞれの専門分野の医師がチームを組んで診療にあたる場合もあります。消化器科は、健康な消化器系を維持するための健康相談や健診、予防医療にも力を入れています。