産科で診療可能な病名一覧 65件
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母子感染
母子感染とは、妊婦が細菌、ウイルスなどに感染し、妊娠中、分娩時、出産後(授乳などによる)に胎児、新生児に伝播するものです。垂直感染とも呼ばれます。妊娠前から元々その細菌、ウイルスを保持している場合も...
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)と妊娠
甲状腺機能亢進症は、甲状腺から甲状腺ホルモンが多量に分泌され、全身の代謝が高まる病気です。甲状腺が働きすぎることで甲状腺ホルモンの値が高くなり、身体の中でも重要な機能が速く働きすぎてしまうことによ...
子宮復古不全
分娩後、子宮は収縮し、通常は6週間で妊娠前の大きさに戻りますが、産褥期に様々な原因で、それがうまく進まず、子宮の機能回復が遅れている状態を、子宮復古不全といいます。血性の悪露や、子宮出血が多量で、子...
常位胎盤早期剥離
常位胎盤早期剥離とは、胎児の娩出よりも前に正常な位置にある胎盤が子宮壁から剥離されることをいいます。胎盤は通常、胎児が子宮内にいる間は子宮の壁に張り付き、お母さんから胎児に栄養と酸素を送る役割を果...
前置胎盤
前置胎盤とは、胎盤が子宮の出口を覆ったり、出口の辺縁に及ぶ状態のものを指します。胎盤は通常受精卵が着床した場所にできますが、なんらかの原因で子宮の下の方の着床しそのまま胎盤ができ、内子宮口の全部ま...
不育症
不育症とは妊娠が成立しても流産や死産、出生後28日を経過しない新生児死亡を繰り返して子どもを持てない病態を指します。2回以上流産を繰り返すことを反復流産、3回以上続くことを習慣性流産といいます。 ...
新生児黄疸
新生児黄疸とは、新生児にみられる黄疸のことをいいます。ほとんどの赤ちゃんは黄疸の兆候がみられ、生理的な黄疸は生後2、3日で現れ、1週間前後で落ち着きます。このように自然に消える黄疸もあれば、検査、治療...
無脳症
無脳症とは、正確な原因不明の神経学的奇形症の一つです。通常脳や脊髄は胎児の神経管から形成されますが、妊娠26日以前にこの神経管の閉塞などが起こることによって、大脳を始めとした脳幹を含んだ脳の一部、な...
妊娠線
妊娠、出産を経験するとお腹の皮が急激に伸びるのでもとからあった皮が限界になりヒビが入ったように線がついてしまうことがあります。これが妊娠線です。妊娠中にクリームなどで皮膚を柔らかくマッサージなどを...
流産
流産とは、何らかの原因により妊娠22週未満で妊娠が終わる状態のことを言います。その多くは胎児の染色体異常など、母体に直接原因のないものであると言われています。流産の頻度は、医療機関で確認される妊娠の1...