頭鳴り アタマナリ

初診に適した診療科目

頭鳴りはどんな病気?

頭鳴りとはどういったもかというと、キーン、サー、チーといった音が頭の中で鳴る状態です。耳鳴りも同時に起きていることが多いです。
脳の障害によって起きるケースは、大脳の側頭葉にある、視覚野という部分に障害が起きた場合にこのような症状が生じることがあります。
また、もう一つは脳血管障害により血流が悪くなり雑音が発生して、このような症状が起きる場合もあります。

主な症状

頭鳴りの代表的な症状として挙げられるのはもちろん文字通り頭中の我慢できない雑音感・異音感ですが、特にこれらは就寝前や自室など静穏な環境下において発生し易いという事です。
周りが騒々しかったり自分が何かに集中している場合は特に気になりませんが、そこから静かな環境に移行すると急にこうした雑音感が気になり始めるのです。
これには日頃のストレスや自律神経の乱れが大きく関与しているとされています。

主な原因

頭鳴りが引き起こされる原因として挙げられるのは慢性的なストレスが最も多くなっています。
長い期間にわたってストレスを感じていることにより、血管機能の低下が生じてくるようになります。それに伴って脳内では通常時には見られない興奮が起きたり、栄養不足が生じてくるケースが多く、それを要因としてこの状態が起こることが大半を占めています。

主な検査と診断

耳鳴りと勘違いされやすい頭鳴りですが、これは耳に何らかの異常がある場合と、そうではなく頭に異常がある場合が考えられますので、検査方法としては、まず耳の検査で聴力などの検査をし、次に頭の検査で血液検査、脳CT、脳波の検査などを行います。
医者にどういった音が鳴っているのかを話してもそれが耳から来ているのか頭から来ているのかの判断が難しいため、こうった検査は必要になります。

主な治療方法

頭鳴りの治療法は、どういった理由で音が鳴っているかによって、違いがあります。ストレスが理由の場合であれば、カウンセリングで効果が出ることもあります。
ただしストレスというのはデリケートな問題でもあり、人によっては長期的に少しずつ改善していくことになります。栄養不足が理由の場合は、不足している栄養素を摂取していくと良いです。