私は神経内科専門医として、これまで比較的大きな病院に勤務してきました。現在、政府が求めている診療体制は、急性期医療を必要とする一定時期だけ病院で診療を行い、安定すると近隣の診療所に紹介するという病診連携の診療体制です。これは外科においては有効なモデルですが、神経内科では難しいと感じていました。紹介先の診療所では、症状に合わせた投薬変更がなされず、紹介した時点の薬が継続投与されるだけのケースが多く、患者様がコントロール不良状態になって再び病院に紹介されて来ることが多々あったからです。これではダメだと分かっていても、病院の方針で紹介し続けなければなにない現状がありました。これらの患者様の受け皿になるべく、専門診療を提供できる診療所として、はつたクリニックを開院することになりました。
くにもとライフサポートクリニックの院長 國本雅也です。 港北区樽町に開院いたしました。 実はここは樽町4-4-44。 そうです。医療にはもっともタブーな4が4つも付くのです。 ちょっとためらっていると長男が、「お父さん4が4つ、四合わせ(幸せ)って考えれば」と言ってくれました。ものは考え方ひとつ、子供に教えられました。そうしてここからの出発を決めました。 私は神経内科の専門医として神経難病(筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病、脊髄小脳変性症など)、脳卒中、末梢神経や筋肉の病気に30年以上関わってきました。その中で入院によって少し良くなられた患者さん達が、退院されて再び病院に来院されるときは思った以上にまた悪くなっている、とても無力感を感じていました。その進行を少しでも遅らせることが出来ないだろうか、そんな思いから地域に出て、神経の病気を抱えて生活している患者さん達と一緒に病気と闘っていこうと、このクリニック開設を思い立ちました。 当院に来ていただく外来診療、こちらから伺う訪問診療、そして現在の機能を少しでも長く維持していただくための通所リハビリテーション(4月からの予定)の3本の柱で、当院をご利用の皆さまの「幸せ」に少しでも貢献できればと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
神経内科専門医とは、神経系に関連する疾患や障害に対する診断や治療、リハビリテーションに精通した医師のことです。
神経内科専門医は、脳や脊髄、末梢神経など、神経系に発生する病気や障害に対して診断と治療を行います。具体的には、脳卒中、パーキンソン病、アルツハイマー病、てんかん、筋萎縮性側索硬化症などの疾患に対して、診断や治療を行います。神経内科専門医は、神経学や脳神経外科学、神経画像診断などの関連する分野の知識を有しており、病状に合わせた適切な治療法を提供することができます。神経内科専門医には、日本神経学会の専門医資格が必要となります。
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