夜間高血圧型ヤカンコウケツアツガタ

夜間高血圧型はどんな病気?
夜間高血圧型とは、夜になっても血圧が高い状態が続くことを指します。夜、眠りに就いても自律神経が交感神経から副交感神経に切り替わらないことが原因で起こります。血圧が下がらないと、脳や心臓・腎臓などの臓器に負担がかかり、病気を引き起こしやすいと考えられています。就寝前と起床時に血圧を図ることで、夜間高血圧型かどうか判断できます。塩分摂取量の管理や内服薬の服用により、血圧をコントロールします。


夜間高血圧型の症状
普段の食生活の塩分過剰摂取や、肥満体質の人の高インスリン血症などが引き起こす高血圧症においては、バランスのとれた食事と適度な運動といった日常生活からの改善がもっとも効果的であるとされています。高血圧の兆候において、特に、昼間よりも夜間や睡眠中の血圧が高くなるといった症状の夜間高血圧型の場合、利尿剤の服用や塩分の制限など、医師のアドバイスを確実に遵守した生活が要求されることになります。

夜間高血圧型の原因
夜間高血圧型の原因の一つは、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害です。これは睡眠中の酸素不足により心臓や血管に負担をかけ、また、脳を無呼吸の苦しさにより覚醒させ、血圧を上昇させる働きをする交感神経を興奮させます。さらには、のどがふさがることで胸腔内の圧が低下し、静脈の血流が多くなることも、血圧を上昇させます。その他の原因としては、自律神経障害や抑うつ状態なども考えられます。

夜間高血圧型の検査と診断
夜間高血圧型の検査方法は、日常生活において24時間の血圧を測定するのが一般的です。小型の自動血圧計を携帯し、30分や1時間単位で機器が自動的に測定・記録します。装着方法は、腕に測定帯を巻いて、血圧計は肩から下げるか腰に巻きます。血圧は常に変動するため、各測定時の行動内容を別途記録する必要があり、夜間は就寝時刻と起床時刻も必要です。測定値と行動記録の突き合わせにより判断します。

夜間高血圧型の治療方法
夜間高血圧型と診断されたときに、塩分の摂取を控える食事療法を指導され、利尿薬や降圧剤も処方されるかもしれません。一般的な高血圧の治療法と同じように感じますが、この『夜間高血圧型』の場合は、降圧剤を内服するタイミングが異なってきます。どの時間帯に血圧が上がるのか、または下がらないのかを把握し、医師と相談して治療法を決めることが大切です。

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