こころの病気

初診に適した診療科目

こころの病気はどんな病気?

こころの病気の状態とは、主にストレスにより身体に異常は見られないのに不調や違和感が生じている状態を指します。症状にも様々なものがありますが、診察を受けても病気とは診断されないこともあります。また、自分では気づかなかったり、周りの人も気づかないことが多いため、知らないうちに重くなることもあります。治療には周りの人の協力が不可欠で、一人で病気と戦うのはとても困難です。

主な症状

こころの病気には色々なタイプがあるため、その症状も様々であると言えます。それは大きく二つのケースにわけることができると考えられます。一つはいわゆる躁状態で、気分が高揚したタイプの精神疾患であると考えられます、この場合は行動や発言もポジティブです。もう一つは、鬱状態の場合です。これは反対に気分が低下し、ネガティブな発言や行動が見られます。

主な原因

現代社会では様々なこころの病気が見られるようになりました。うつ病、自閉症、解離障害、社会不適応症候群などが挙げられます。そのの原因となるものはその人を取り巻く生活環境に大きく左右されます。最近では学校におけるいじめ、会社などにおける人間関係のストレス、家庭的な問題やその人自身の性格によるものであったりと様々ですが、それらを特定するのには時間がかかります。

主な検査と診断

こころの病気の検査方法とは、まず体には異常はみられないので、精神科での検査となります。まずはひきこもりや登校拒否等、患者の心の状態が私生活にどう影響を及ぼしているのかを知るために、様々な問診を行います。まれに精神的な理由でくる不眠や、パニック障害、対人恐怖症等の症状もある場合もあるので、体にそのような症状が出ていないのか、等の問診を詳しく行います。

主な治療方法

こころの病気の治療法は、長期的な通院、または入院でのカウンセリング、症状に適した薬の内服、行動療法や集団でのワークなどがあげられます。治療には長期間じっくりと時間をかけて、焦らないことです。特に、治ったと思って薬を勝手にやめてしまわないよう、いつも見てあげたり、できれば日常生活のサポートなど、そばで支える人も必要です。