ptsd ピーティーエスディー

初診に適した診療科目

ptsdはどんな病気?

ptsdは日本語で「心的外傷後ストレス障害」と言います。危うく死にそうになるような災害や事故に遭遇してしまう、幼児期に虐待を受ける、殺傷の現場を目撃するなどによって日常ではありえないほどの強烈なストレスを受けて心的外傷(トラウマ)を負い、それによってのちに様々なストレス障害を引き起こす疾患のことです。様々な症状がありますが、その最も特徴的なものに「フラッシュバック」と呼ばれるものがあります。

主な症状

ptsdとは過去の事件や事故、不安因子を含む時弊を思い出してまさに今、その事態が発生している様に感じて精神状態が不安定になってしまうことです。ポストトラウマティック・ストレス・ディスオーダーの略称で、日本語ではストレス性のトラウマによって起こる病気とされています。この病気が苦しめるのは精神だけでなく、情緒不安定により身体症状(動機や息切れ)も現れてくるところです。

主な原因

ptsdの原因は、震災などの自然災害や、戦争、虐待、DV、レイプなどの暴力行為、不慮の事故や事件などにより生命の危機に晒されたり、人としての尊厳損害に繋がる体験などが当たります。体験の過酷の度合いに応じて深刻になり、例えば男性による婦女暴行などでは被害者は生命の危険を脅かされるだけでなく、尊厳が踏みにじられ、強い恐怖感や無力感に苛まされることにより、発症する可能性が極めて高くなります。

主な検査と診断

ptsd(心的外傷後ストレス障害)の主な検査方法は「DSM-6」というものです。PTSDの症状持続期間が3か月未満を「急性」、3か月以上を「慢性」とされています。衝撃的なストレスが起こった後で、再体験、回避、不安などの症状が2日以上続き4週間に消失するものを「急性ストレス障害」、6か月以上経って障害が発現するものを「発達遅延のPTSD]といいます。

主な治療方法

ptsdとは、心的外傷後ストレス障害のことで、精神的に大きなダメージを伴う出来事の後に起こることが知られているものです。心的外傷後ストレス障害の治療法としては、メンタル療法といわれる心理カウンセリングを行なうことでかなり改善することが医学的に証明されています。まずは神経内科を受診して適切な治療の指針を相談してみる必要があります。