パスツレラ症パスツレラショウ

パスツレラ症はどんな病気?
パスツレラ症とはパスツレラ菌による感染症のことで、人にも動物にも感染するいわゆる「人獣共通感染症」です。犬や猫はパスツレラ菌を保菌していることが多く、噛まれたりひっかかれたりして人間がパスツレラ菌に感染した場合、発症することがあります。犬や猫に噛まれて発症した場合、数時間ほどで噛まれた場所が赤く腫れ、傷んだり熱を持ったりします。


パスツレラ症の症状
パスツレラ症の症状は、動物などに噛まれたり引っかかれて感染した部位の熱や腫れ、あるいは化膿などの変化が見られます。また肺炎や気管支炎といった呼吸器系に関わる疾患を引き起こす事があります。さらに場合によっては、髄膜炎を発症することもあります。傷がついて数時間以内には、激痛と腫れが伴います。病状によって死に至る場合もあります。

パスツレラ症の原因
パスツレラ症は、グラム陰性通性嫌気性両端染色性小短桿菌の感染が原因であり、代表的な種類に、Pasteurella multocida(パスツレラ・ムルトシダ)が挙げられます。大半は、咬傷や掻傷による感染ですが、家で飼われている犬や猫の常在菌として、パスツレラ属菌が存在することから、近頃、ペットから人への感染が急増傾向にあります。稀に、経気道感染や飛沫感染により、呼吸器系疾患を来す例も存在します。

パスツレラ症の検査と診断
パスツレラ症の検査方法は、患部の膿汁からの菌の分離同定により行われます。これは一般の臨床検査機関で分離培養可能です。人畜共通感染症ですから、日本獣医畜産大学の獣医微生物学教室にて血清学的検査が可能です。また、犬や猫に噛まれたりひっかかれた接触暦から皮膚科関連の症状が見られた時間経過からも診断されます。パスツレラ菌はペットの常在菌であるため、ペットの検査には意味がありません。

パスツレラ症の治療方法
パスツレラ症とは、人と動物に共通した感染症の一つで、パスツレラ属菌を原因菌として免疫力が低下している時だけ(日和見感染症)に発症する病気のことです。犬や猫の引っかき傷や咬み跡、空気により感染します。この病気の治療法は投薬療法が一般的で、ペニシリン系やセフェム系の抗生物質が有効です。また免疫力アップのために十分な栄養を摂り、ストレスを貯めない生活習慣を心掛けましょう。

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