髄膜腫 ズイマクシュ

初診に適した診療科目

髄膜腫はどんな病気?

髄膜腫とは、脳の表面にあるくも膜という組織から発生し、女性がなることが多く、手術をすることにより、すべての腫瘍を摘出することができれば完治する病気です。CTやMRIで撮影される機会が多くなり、早期発見も可能になりました。症状としては、麻痺や感覚障害、性格の変化などが挙げられます。稀に視野が狭くなるなどの症状が出ることもあります。

主な症状

髄膜腫は脳腫瘍の中でも良性の腫瘍で脳の外側の壁に発症して脳の表面に表れます。中年以降の女性に多いです。他の場所へ転移はありません。大きいものでも症状がないものもあります。かなり大きくなって脳を圧迫するようになると頭痛や運動麻痺、けいれんを起こします。病状がなければ治療の必要が無く、良性の経過を取るのでそのままにしておきます。

主な原因

髄膜腫は脳腫瘍の中で最も多い脳腫瘍で、脳を覆いますくも膜の細胞から発生します良性腫瘍です。原因として遺伝や放射線、女性ホルモンなどの関与が示唆されていますが、多くは不明です。症状ですが、頭蓋内圧亢進症状、腫瘍圧迫に寄ります局所症状があります。CTやMRIで診断ができます。治療は脳神経外科医によります開頭腫瘍摘出術です。

主な検査と診断

髄膜腫の検査方法は、おもにCTやMRI検査です。腫瘍ができた場所と大きさを診断するのがMRI検査、骨の細かい断層写真を撮って診断するのがCT検査です。これらの検査によって、比較的簡単に診断は可能となっていますが、造影剤を使用してMRIを撮ると、より確実な診断ができます。最近では脳ドッグの普及により、無症候性のものがたまたま発見されることも多々あります。

主な治療方法

髄膜腫とは、脳の表面を覆っているくも膜という組織の細胞にできる腫瘍で、脳を圧迫しながら大きくなる病気です。治療法は手術が基本ですが、手術では切除できない腫瘍に対しては、ガンマナイフによる放射線を照射する治療を施します。手術は頭蓋骨をドリルで削ったり、脳の血管に他からの血管を移植する場合もあり、特殊な技術を必要とします。