グラム陰性菌グラムインセイキン

グラム陰性菌はどんな病気?
グラム陰性菌はグラム染色(細菌を色素によって染色する方法、細菌を分類するのに用いられる)によってクリスタルバイオレット(pH指示薬や染色液に使われる色素の1種)の染色が脱色される菌を総称したものを指します。グラム染色試験では対比染色としてサフラニン(組織学、細胞生物学で使用される染料で細胞核を赤く染めることが出来るもの)がクリスタルバイオレットの後に加えられ、赤または桃色に染色させられます。


グラム陰性菌の症状
グラム陰性菌とは、グラム染色においてクリスタルバイオレットによる染色が脱色される細菌のことです。細菌性肺炎の原因となるものとしては、インフルエンザ菌やモラクセラが多くみられます。次いで肺炎桿菌や大腸菌及び緑膿菌やレジオネラ菌があります。症状は発熱や咳、痰及び呼吸困難、全身倦怠感、胸痛などがあります。初期は喉の痛みはありませんが、咳を繰り返すことで炎症が起こり、喉の痛みが生じる場合があります。

グラム陰性菌の原因
グラム陰性菌の原因の一つに、病院での院内感染があります。陰性桿菌は、セラチアやエンテロバクター、アシネトバクターなどがありますが、これらの陰性桿菌は、人間の消化器の中に常在しており、接触感染などによって、人から人に感染し、最終的に病院内に陰性桿菌が大量に拡散します。陰性桿菌の中には咳などの際の飛沫によって感染するものもあり、このような陰性桿菌は、拡散の拡大が早いです。

グラム陰性菌の検査と診断
グラム陰性菌の検査方法にはグラム染色法が用いられます。スライドグラスの上に菌を固定し、クリスタルバイオレットのような塩基性の紫色色素液で1分間処理します。その後ルゴール液で1分間色素液を洗い流すように処理したのち、水洗し、過剰な水分を除きます。そしてエタノールで脱色し、サフラニンやフクシンなどの赤色色素で1分程度染色させ、乾燥させることで菌が赤色を呈します。

グラム陰性菌の治療方法
グラム陰性菌に対する治療法は、この菌に特別に効果がある抗生物質などの投与により行います。この菌は、抗生物質や殺菌剤などから身を守るための外膜を持っています。そのため、この菌はペニシリンなどの抗生物質に対して強い抵抗力を持っています。そこで、この菌の外膜に効果がある抗生物質を投与することによって、この菌を滅する事ができるようになります。

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