かぜ症候群

かぜ症候群はどんな病気?

私たちが一般的にかぜと呼んでいる病気は正式な病名ではありません。鼻や咽頭、喉頭などの上気道に急性の炎症を生じる症状の総称としてかぜ症候群と呼ぶのが正式です。
原因となるのはライノウイルス、コロナウイルス、アデノウイルスなどで、それらが上気道粘膜に付着して感染及び炎症を引き起こします。
ウイルスのほかにも細菌やマイコプラズマ、スギ花粉やダニ、乾燥や寒気によっても発症します。

主な症状

いわゆる、かぜ症候群においては、上気道感染症と同様の症状が観察されるといわれています。代表的なものとしては、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、咳、のどの痛みなど、そのほかにも多く存在します。
これらのすべてが必ず見受けられるわけではなく、複数の組合せの時もあれば、一つだけの場合もあります。
また症状の程度は比較的軽度な場合が多いと言われています。

主な原因

かぜ症候群の原因は9割以上がウイルスです。ライノウイルスやコロナウイルス、アデノウイルスといった病原ウイルスが患者の咳やくしゃみによって飛び散り、別の人の上気道粘膜に付着することで発症します。病原ウイルスの種類は230以上にもなります。
感染性以外では、アレルギー性(ダニ、スギ花粉など)・物理的(寒冷、乾燥)・環境的(刺激性ガスなど)などのものがあります。

主な検査と診断

かぜ症候群は、症状だけで診断がつきやすいため、検査は必要がないことが多いですが、主な検査方法は、血液検査で、ウィルス感染による白血球の減少と、炎症の状態を見るCRPが変化をしていないかの確認をします。
この時、白血球の増加や、CRPの上昇があった場合は、細菌感染の可能性が出てきます。
インフルエンザなどが気になる場合は、積極的に検査を受けた方が良いでしょう。

主な治療方法

かぜ症候群の治療法は、まずは過労などを避け安静にして十分な睡眠と栄養価の高い食事を摂ることです。室内の保温や保湿、水分補給も大切です。
薬物療法として解熱剤や鎮痛剤、非ステロイド性消炎剤が用いられます。

かぜ症候群の初診に適した診療科目


診断・診察できる病院・クリニック

※事前にお電話にて病院・クリニックにご確認ください。

宮﨑胃腸科内科医院
内科、アレルギー科、胃腸科、小児科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科
福岡県久留米市善導寺町飯田901-5
聖和病院
整形外科、内科、小児科、泌尿器科、リハビリテーション科
大阪府大阪市都島区中野町1丁目7-32
高橋医院
糖尿病内科、内科、外科、消化器科、胃腸科、肛門科、乳腺外科
青森県八戸市番町40番地
バイタリティクリニック神戸三宮
内科、泌尿器科、呼吸器内科
兵庫県神戸市中央区北長狭通4丁目1-2 三洋ビル3階
錦糸町皮膚科内科クリニック
皮膚科、内科、アレルギー科、美容皮膚科
東京都墨田区江東橋4-25-7 JUスカイタウン錦糸町 1F
庄川しばたクリニック
内科、呼吸器内科、消化器科、血液内科
富山県砺波市庄川町示野462-3 リプロショッピングタウン内
パイナクリニック祐天寺
内科、消化器科、胃腸科、漢方内科
東京都目黒区祐天寺1-23-20 祐天寺駅前メディカルセンタービル3F
河口内科眼科クリニック
内科、眼科、消化器内科
東京都江東区白河3丁目1-3
川崎駅東口内科クリニック・アレルギー科・小児科
内科、アレルギー科、小児科
神奈川県川崎市川崎区駅前本町10-1 MEFULL川崎11F
西早稲田ライフケアクリニック
内科、糖尿病内科
東京都新宿区高田馬場1-1-1 メトロシティ西早稲田3F

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