不眠症

不眠症はどんな病気?

不眠症とは、睡眠の質と量が不十分な状態が長期間継続したものと定義されます。体が疲弊しきっていても眠れなくなってしまう事です。眠りにつき辛い入眠障害、眠ったとしても夜中何度も起きてしまう熟眠障害(中途覚醒)など種類は様々です。原因としては、うつ病などの精神疾患、緊張しやすい性格要因、日常のストレス、薬物やアルコールの影響等が挙げられます。

主な症状

不眠症には大きく分けて4つのパターンがあります。布団に入ってもなかなか寝付くことができない入眠困難、眠りについたにも関わらず頻繁に目が覚めてしまう中途覚醒、充分に寝ているはずなのに朝起きてもすっきりしない熟眠障害、朝早くに目が覚めてしまい、そのあとなかなか眠りにつくことが出来ない早朝覚醒の4つに大きく分けられます。

主な原因

不眠症の検査方法には睡眠中の脳波を測定することによって睡眠の深さなどを測定する睡眠ポリグラフ、小型の装置で睡眠覚醒リズムを調べるアクチグラフ、毎日の睡眠状況を自分で記入する睡眠日誌などがあります。
ただし睡眠障害の診断で特に大事なのは詳細な問診です。問診の内容としては睡眠の状況やタイプ、身体的、心理的、精神医学的、生理学的、薬理学的要因などです。それらを詳細に聴取し不眠症の原因を特定することが重要です。

主な検査と診断

不眠症の検査方法には睡眠中の脳波を測定することによって睡眠の深さなどを測定する睡眠ポリグラフ、小型の装置で睡眠覚醒リズムを調べるアクチグラフ、毎日の睡眠状況を自分で記入する睡眠日誌などがあります。また、別の方法としては細かな問診があります。問診の内容としては睡眠の状況やタイプ、身体的、心理的、精神医学的、生理学的、薬理学的要因などがあります。

主な治療方法

不眠症の治療法は、原因によって異なります。うつ病や睡眠時無呼吸などがある場合はその治療が不眠の改善につながります。
不眠症治療全般にいえることとしては生活習慣の是正が第一です。例えば寝る前にスマホやパソコンを控える、アルコールやカフェインを控えるなどです。また睡眠リズムがずれている場合は朝に日の光を一定時間浴びることも大事です。それでも改善しない場合は薬物療法があります。入眠困難に効果のあるものから中途覚醒を抑制するものまで数十種類の睡眠薬がありますので、自分に合った薬をみつけることも大切です。

不眠症の初診に適した診療科目

不眠症に関連する病名