呼吸器の病気では「せき」の症状はよく見られるものです。 その中には「かぜ」ように放置しても自然におさまるものから、気管支喘息、間質性肺炎、肺がんなどのような、専門的な治療が必要なものまであります。 治療にあたっては、せきの原因をしっかり見極めることが一番大切です。「ぜんそく(喘息、気管支喘息、咳喘息)」の診断がなされず、かぜの急性気管支炎にもかかわらず、吸入ステロイドが処方されていることが少なくありません。 長くせきが続く方の中には、胸部レントゲン写真で肺がんが見つかることもあります。 発熱が2日以上続く方の中に、肺炎が見られることがあり、適切な治療を行わないと、炎症が広がり、呼吸が障害され、血液中の酸素飽和度が低下することもあります。 呼吸が苦しいと来院される方も少なくありません。原因は、呼吸器、循環器などの病気が関連します。また、貧血があっても体を動かすと息切れがでます。 睡眠中の呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、近年、よく知られてきました。睡眠が浅い、朝起きても疲れが取れない、昼間に眠気があり仕事に支障が出ることがあります。また、睡眠中に呼吸がとまると、血液の酸素濃度が下がり、血圧が上がる、脈が増えるなど、心臓や血管に大きな負担がかかります。高血圧症、心筋梗塞、脳卒中などの原因の一つと言われます。 当クリニックは日本睡眠学会の認定施設となっており、その診断治療に力を注いでおり、入院検査(PSG)はこれまで15,000例を超えております。 このように、呼吸器の病気の治療にあたっては、正確な病気の診断が必要です。呼吸器専門医の知識とこれまでの経験を生かし、そのような心配をされている方の助けになるような気持ちで診療を行っております。
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