お子さんの健康について、何か心配なこと、わからないことがありましたら、なんでもお気軽にご相談下さい。 【子育て健康相談】行ってます。
2021年4月より院長を拝命しました井上貴博と申します。当クリニックは「安全で質の高い最先端の透析治療を提供していくこと」、「患者様への誠実さ・正直さ・友情を大切にすること」を理念とし、2008年3月に開院した腎不全医療専門のクリニックです。これまでに茨城県内を中心に多くの患者様にご来院頂けているのも、地域の皆様、関連する医療機関様からの多大なるご支援あっての事とこの場を借りて感謝申し上げます。引き続き近隣の中核病院、専門クリニック、訪問看護ステーション、看護施設等との綿密な連携を図り、患者様の病気改善に向けた最善の連携に務めてまいりたいと思います。技術面においては血液透析に加え、腹膜透析、腎臓移植、在宅血液透析など患者様のライフスタイルに合わせたベストな腎不全治療を選択できるよう職員一同、自己研鑽に励んでまいります。これからも常に患者様に思いやりの心で接し、満足いただける医療を心がけてまいりますので、よろしくお願いいたします。
私は10年以上に渡って、自治医科大学腎臓内科、宇都宮社会保険病院(現JCHOうつのみや病院)、千葉社会保険病院(現JCHO千葉病院)で腎臓病の診断・治療に携わって参りました。皆さまは慢性腎臓病(CKD)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。CKDとは腎障害を示す所見や腎機能低下が慢性的に続く状態で、放置していると末期腎不全となって、透析療法や腎移植なしには生きられなくなってしまいます。末期腎不全は全世界的に増え続けています。そのため、“隠れ腎臓病”のうちに早期発見、早期治療をすることが大切です。 2011年現在、日本には約1,330万人のCKD患者がいると言われています。これは成人の約8人に1人にあたります。また、透析療法を必要とする患者さんも2015年末で32万人を突破し、その数は毎年数千人ずつ増えつづけており、遠からず国民400人に1人が透析療法を受けるようになると予想されています。更に、CKDでは心臓病や脳卒中などの心血管疾患にもなりやすいことが明らかになっており、いかにCKDを早期発見、治療し、心血管疾患を予防するかが大きな問題となっています。 腎臓専門医としての私の仕事は、患者さんの腎臓病を早期に発見し、血圧、血糖、脂質異常、高尿酸血症などの管理を徹底し末期腎不全に至らないようにすることにあります。しかし、ある程度進んだ腎臓病の進行を止めるのは現代医学ではなかなか困難であり、残念ながら透析などの腎代替療法が必要になる患者さんも少なくありません。私は透析専門医でもありますから、透析が必要になった患者さんには質の高い透析医療を提供し、透析患者さんが元気に社会復帰することを手助けすることが透析専門医としての私の仕事です。千葉県は人口に対する腎臓専門医の数が非常に少ない県です。地域では数少ない腎臓専門医兼透析専門医として腎臓病診療全般に貢献して参りたいと思います。 病院よりも敷居を低くし、開業医の立場から皆様のお役に立てるものと考えております。どうぞよろしくお願いします。
腎臓専門医は、腎臓の疾患に特化した医師のことを指します。腎臓は、体内の老廃物や余分な水分を排出する重要な役割を担っており、腎臓に疾患が発生すると、体内に様々な障害が生じることがあります。
腎臓専門医は、腎臓の疾患の診断や治療に精通しており、腎臓疾患の症状や合併症に対して適切な治療法を提供することが主な役割です。具体的には、腎臓機能の評価や腎臓疾患の検査、薬物療法や透析治療など、患者に必要な治療法を決定します。
腎臓専門医になるには、まず医師免許を取得する必要があります。その後、腎臓疾患に関する研修を受け、日本腎臓学会が認定する「腎臓専門医」の資格を取得する必要があります。腎臓専門医は、腎臓の疾患に関する知識や技術を高め、患者の健康や生命を守ることが求められる重要な役割を担っています。
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