はじめまして。院長の渡邉 肇(わたなべ はじめ)です。 私は大学卒業後、順天堂大学医学部附属静岡病院で初期研修を行い、その後、順天堂大学泌尿器科学講座に入局しました。数ある診療科の中で泌尿器科を選んだのは、診察から手術、そして退院後の外来まで、一人の医師が一貫して患者さんと向き合い、長く寄り添える診療スタイルに大きな魅力を感じたからです。 大学病院では、腎がん・膀胱がん・前立腺がんなどの悪性疾患を中心に、幅広い臨床経験を積みました。その後は一般病院にて、悪性疾患に加えて尿路結石症や前立腺肥大症といった良性疾患にも多く携わり、より多角的な視点で診療に取り組んできました。 「泌尿器科」というと、まだ少し馴染みの薄い診療科と感じられる方も多いかもしれません。しかし、泌尿器科は内科と外科の両側面を持ち合わせ、男性・女性問わず幅広い世代の健康を支える重要な診療分野です。排尿や腎機能、前立腺、泌尿器系のがんなど、日々の生活に密接に関わる症状や疾患に対して、専門的かつ丁寧な対応を行っています。 当院では地域の医療機関との連携をとても大切にしております。たとえば、CTやMRI検査などは近隣の病院やクリニックと連携して実施し、検査結果をスムーズに共有することで、診断や治療の質を高めています。必要に応じて専門病院への紹介も行い、患者さんにとって最適な医療が途切れることのないように配慮しています 地域全体で患者さんを支える「チーム医療」を目指し、信頼ある連携を通じて、安心して治療を受けていただける環境づくりに努めております。さらに、当院では日帰りでの前立腺針生検も行っております。PSA値やMRI画像だけでなく、過去の既往歴、排尿状態、尿検査の結果などを総合的に考慮しがんの有無をより正確に診断することが可能です。 前立腺針生検は身体的・精神的な負担が伴う検査です。日帰りでの実施により、入院による不安や疲労を最小限に抑えることができます。お仕事やご家庭の予定への影響も少なく済み、安心して受けていただける検査体制を整えております。 学生時代に抱いた「患者さんと真摯に向き合い、寄り添い続ける医師でありたい」という想いは、今も変わらず、私の診療の原点です。 「ここに来てよかった」と思っていただけるような医療を、心を込めてお届けしてまいります。 地域の皆さまが、日々を健やかに過ごせるよう、かかりつけ医として、どんな小さなお悩みでもご相談いただければ幸いです。
泌尿器科専門医は、泌尿器系の疾患に特化した医師のことを指します。泌尿器系は、腎臓、膀胱、尿管、尿道、前立腺などの臓器から構成されており、尿路結石、尿失禁、前立腺肥大症、膀胱炎、膀胱がんなどの疾患を扱います。
泌尿器科専門医は、泌尿器系の疾患に対する正確な診断や治療法を提供することが主な役割です。具体的には、尿検査や腹部エコーなどの検査を行い、症状や疾患の程度に合わせて、薬物療法、手術、内視鏡的治療などの治療法を提供します。
泌尿器科専門医になるには、まず医師免許を取得する必要があります。その後、泌尿器系に関する研修を受け、日本泌尿器科学会が認定する「泌尿器科専門医」の資格を取得する必要があります。泌尿器科専門医は、泌尿器系の疾患に関する高度な知識や技術を持ち、患者の健康を守ることが求められる重要な役割を担っています。
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