神経性頻尿
神経性頻尿はどんな病気?
神経性、つまり心的なストレスなどによって発生する頻尿の事を言います。過活動膀胱(ぼうこう)ないし心因性頻尿とも呼ばれます。心的な不調は身体に悪い影響をもたらすことが近年の研究でわかっていますので、この症状もその一種だと言えます。我慢することが困難な尿意を催すので、眠れないこともあり、患者さんによってはかなりしんどいと思われます。
主な症状
神経性頻尿の症状は、心身的に不安定な状況、緊張したり情緒不安定な状況下での頻尿や、残尿感です。緊張するとトイレに行きたくなる、といった経験は多くの人がするものですが、それが更にひどくなった状態で、授業中や勤務中、電車、車での移動中や水の音をきいたりや水に触るだけでも、頻繁に強い尿意が起ります。切迫性尿失禁の経験から不安で症状が出始めたりします。主な原因
神経性頻尿の原因は、精神的な緊張が主な原因です。仕事中や勉強中など、何かをしなければならないときにトイレに行きたくなったり、膀胱が気になりトイレの事に注意が向いてしまうなどが、発病する要因となっているようです。普通なら、一時的な事と忘れてしまうのですが、それがずっと心にひっかかってしまい、心と体のバランスが乱れてしまうからです。