伝染性単核球症 (キス病)デンセンセイタンカクキュウショウ

伝染性単核球症 (キス病)はどんな病気?

伝染性単核球症は、EBウイルスによる感染症のひとつで、発熱やのどの痛みなどの症状がでます。
EBウイルスは唾液中に分泌されており、キスを介して感染が成立することから、別名「キス病」と呼ばれています。EBウイルスは、ヘルペスウイルスの一種です。幼少期のうちにEBウイルスに感染することが多く、成人では90%以上がEBウイルスに対する抗体を保有しています。
自然に治ることの多い病気ですが、まれに重篤な合併症をみることもあるため注意が必要です。



伝染性単核球症 (キス病)の症状

原因ウイルスに感染してから、大体46週間の潜伏期間をおいて発症します。
症状は様々ですが、多いのは疲労感、発熱、のどの痛み、リンパ節の腫れです。発疹、眼の腫れ、鼻づまりなどの症状も認められ、その他、肝臓や脾臓の腫れを診察にて指摘されることもあります。
5歳未満の小児では、感染しても症状が現れないケースが大半です。青年や成人では、伝染性単核球症を発症することもあれば、発症しないこともあります。



伝染性単核球症 (キス病)の原因

EBウイルスが主要原因ウイルスのひとつです。このウイルスは、多くの人がすでに体内に持っていることが多く、特別な症状がなくても唾液中に分泌されています。
このため、感染者の唾液を摂取することで、原因となるウイルスが広がり感染するといわれています。
再感染はしませんが、ヘルペスと同じように免疫力が低下した場合、発病することもあります。



伝染性単核球症 (キス病)の検査と診断

伝染性単核球症の検査方法は、EBウイルスの特定をするために、血液検査にて、EBウイルスに関連した抗体検索を行います。
その他、各種ウイルスに関連した遺伝子をPCRと呼ばれる方法で確認することもあります。



伝染性単核球症 (キス病)の治療方法

伝染性単核球症に特別な治療法はありません。症状が重い最初の12週間は安静にします。
発熱と痛みの緩和には、イブプロフェンなどの非ステロイド系抗炎症薬やアセトアミノフェンを投与します。
また、気道がひどく腫れるなどの一部の合併症は、コルチコステロイドで治療します。

伝染性単核球症 (キス病)の初診に適した診療科目

伝染性単核球症 (キス病)の専門医

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